【振り返り】世界一周バックパッカーの旅に出て1年 費用や反省も赤裸々に公開

 こんにちは、けんたびのけんたです。旅にでて1年が経ちました。なんだかんだあっという間。一年たった今、一度旅を振り返ってみようと思います。思った以上に長い文章になってしまいましたが、ご興味ある方は良かったら読んでいただけたら嬉しいです。なお、私見がたっぷり入っている文章です。不快に思われる方もいるかもしれません。不快な思いをさせてしまったらごめんなさい。自分のための記事という特性が強いですが、一応これから旅に出る方にも費用や自分が体験した反省なども書きました。読者の方にとっても有益な情報になればいいなと思って意識もしました。それでは、どうぞ!

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もくじ

1年を振り返る前に

 あっという間の1年だったよな、いや。。。長かった1年なのかもしれない。旅をしていると不思議な時間の感覚に陥ります。

 まだまだ意識化できていないこともありますが(意識化するために振り返るのか)、1年が過ぎた今、一度旅を振り返ってみようと思いました。自分のための備忘録と意識化作業としてのニュアンスが強いです。読んでいただける方は、その点ご了承の上読んでいただけると幸いです。

 ちなみに、1年の振り返りではありますが、ちょうど1年経った2025年の7月7日は絶賛ヨーロッパ周遊中。ゆっくり考察する時間もなくこの記事を書いている8月末での記録なので正確にいうと1年1ヶ月過ぎのです。

数字で振り返る1年

○訪れた国と都市数:39カ国(今回の旅で) 人生通算:51カ国
○交通機関:飛行機8回(緊急帰国の往復路線を除く) バス:多数 船:6回くらい 鉄道:12回くらい
○アップしたyoutubeの動画数:83本(未公開分も含む)
○アップしたブログ数:192本
○使った費用:282万円

けんた

う〜ん。1年ちょっとで39カ国よく行ったなぁ〜

ちゃむ

ブログ書きすぎじゃない?笑

旅の中で印象的だったこと

 これはいろいろあります。今回記事を書くにあたりちょこっとipadに書き出してみたんですが、とてもじゃないけど書ききれない。総合的な振り返りは帰国後に取っておくとして、ひとまず3つ印象的だったシーンを挙げてみようと思います。

1.インドのハンピで見た景色。家族の繋がり。幸せとはなにか?
2.インドとネパールの国境のこどもたち。
3.エジプト、ダハブの朝陽。あまりにも完璧な朝日だった

 振り返ってみて、最初に出てくるのはインドが多い気がします。ここに挙げたもの以外にもやっぱり最初に出てくるのはインド関係だったりするのが面白いですね。他にもバラナシの火葬場とかも浮かんできます。やっぱり自分の中で結構大事な体験になっているんだなと思うのですが、あえて今回は上記3つにしました。

けんた

いい悪いは置いておいてインドはやっぱり濃かったんだなぁ

1.インドのハンピで見た景色。家族のつながりと幸せとは?

 ハンピはインドのちょうど真ん中あたりにある田舎です。それもど田舎と言っていいと思います。本当は数日間滞在しようと思っていたのですが、到着した日にこの旅を応援してくれていた祖父が亡くなり緊急帰国をすることとなった関係で町に滞在したのは2日程度でした。1日は観光に当て、次の日の早朝に川にふらっと散歩に行ったのですが、その時に出会った景色。


 川に地元の人がたくさん集まり水浴びをしているのです。沐浴の意味合いもあるかもしれません。洗濯をする人やシャンプーする人、歯磨きする人。。。そもそも、川でシャンプーしてるのでシャンプーは川に流れます。歯磨きはみんな歯ブラシなんて使っていません。指です。洗濯をしている人。いらなくなった服はそのまま川に流しています(笑 なかなか衝撃でした。

顔を洗う女の子

 ただ、そんな中で5人の大人の男性と1人の男の子が朝の川で水浴びをしながらほんと楽しそうに過ごしているんです。その景色がとても印象的だった。はっきり言って、ここに住んでいる人たちの生活が経済的に恵まれているかと言ったら全くそんなことはなく、貧困だと思います。でも、日本では失われつつある人と人との関わりや、家族の時間が豊かな時間として残っている。そんなことを感じた瞬間でした。みんな楽しそうで幸せそうだったなぁと今振り返っても思います。

カメラ向けると手を振ってくれた

2.インドとネパールの国境のこどもたち 物乞いと貧困と自分の世界を生きること

インドとネパール国境の町スノウリ

 再びのインドです。やっぱりインドは濃かったんだなぁ。インドからネパールへ国境を越えにやってきたのがスノウリという街です。インド側のイミグレからネパール側のイミグレまで歩いても行けるのですが、少し距離がありリクシャという人力車に乗って移動することもできます。「最後に乗っておくか」という気持ちになりリクシャに乗りました。

 乗るときに地元のこどもたちが「マニー・マニー」と言って寄ってくるわけです。あいにくインドのお金は全て使い切ってしまっており全くなかったのですが、リクシャが出発しても追いかけてきます。「ないよ」って言ってもずっと追いかけてくる。「マニーマニー」って。靴なんて履いていないんですよ、ここのこどもたち(信じられます!?このご時世に靴すら履いていないんですよ)。舗装されていない道路で裸足なもんだから足からは血が出てる。日本じゃ考えられない状況です。

町のインフラは整っているとは言い難い

 ここまで書くとどんな感じのこどもたちをイメージされましたか?貧困で苦しむ可哀想なこどもたち?辛い顔でお金ちょうだいって言ってるこどもたち?

 それが違うんですよ。無邪気に追いかけてくるんです。あわよくばお金もらえるっていうのもあるかもしれないし、異国人への興味かもしれない。追いかけること自体がゲームなのかも。どんな理由かはわからないです。でも、悲壮感に溢れているかというとそんなことはないんですね。生き生きしてるかというとそれは分かりませんが、笑顔も見せてくれて楽しそうですらあるんです。

 その姿とそれでも厳しい貧困は確かにあるんだろうと思います。そのギャップ。でも、こどもたちは自分たちの世界をただただ生きているんだなと思いました。それに比べて自分なんか人と比べて落ち込んだりするわけです。自分の世界を生きるということ。今の日本や自分に取って大切なものなんではないかと思います。

3.エジプト、ダハブの朝陽。あまりにも完璧な朝日だった

 これはただ綺麗だったという話です(笑 ヨルダンのアカバという街から深夜にフェリーでエジプトに入国しました。全く知らない国に深夜、それもフェリーで行くというのはなかなかハードルが高いわけなんですが、目指すダハブはバックパッカー達の聖地とも言われるそれは綺麗で物価の安いリゾートということで行くことにしました。

 22:30出港予定のフェリーはしっかり遅れ確か24時くらいに出港したと思います。到着は3時くらいだったかな?そこからバスで行こうとバスを探しましたが、嘘か誠か今はバスはないと言われます。

楽園までの道のりは険しい

 仕方なくタクシーでダハブへ向かい疲労からタクシーでは爆睡(笑 気づいたらダハブに到着しました。

 朝早すぎて人気がない街。ホテルに大きい荷物だけ預けさせてもらい、せっかくなので海に行ってみることに。路地から朝日に照らされオレンジ色に輝く街。そして、海に出た瞬間。

 めちゃくちゃ綺麗だ! 海は完璧な凪。目の前から昇ってくる太陽。こんな完璧な朝陽を今まで見たことがあっただろうか。そんな朝日でした。まさに楽園の日の出。目も心も奪われた瞬間でした。

ダハブの朝陽
ちゃむ

なんか3つ目のテーマだけ軽くない?

けんた

いいの!綺麗だったの!笑

旅での気づき

 旅の中で気づいたこと。これもたくさんあると思います。でも、上手く意識化して文章化できる自信がない(笑 とっ散らかってしまいそうです。旅の中で出会った人から学んだこと、体験したことから気づいたこと、日本から離れて改めて考えたことなどをいろいろ考えた結果、3つほど取り上げて書きます。

1.想像より多い物乞いと貧困について。 何が正解なんだろうか
2.日本はやっぱり異質だ
3.世界は思ったよりも優しい

1.想像より多い物乞いと貧困。幸せってなんだろう 何が正解なんだろうか

思った以上に世界は貧困に溢れている

 一つはこれかな。どうしても気になるというか、何が正解なんだろうかと考えることが多いのがこのテーマ(ありきたりではありますが)。気づきというのかどうかはわからないけど、世界を旅していて物乞いが全くいない国というのは非常に少数であることを知りました。基本的に物乞いはいるし、貧困はどこにも存在する。余談ではありますが、日本は平成初期から後期にかけてホームレスがいきなりいなくなったと思うけど、あれって結構すごいことだったんだなと思います(みなさん気づいてました?)。

 日本人の感覚からすると「物乞いは基本的には無視しましょう」というのがスタンダードな対応でしょうか。そして、日本の美意識からすると「人にものをたかるとはそれは品がないことで忌むべきもの」とされるのかもしれません。一方、仏教的には寄付をすることは徳を積ませてもらうということで善き行いになるわけで、徳を積ませてあげている物乞い側は寄付してもらうのはなんら悪いことではないという考え方もあるようです。そういった文化的な違いによる捉え方の違いはあるんだと思います。一応ここから派生させていくと日本にある資本主義的な思想へのアンチテーゼのような方向に進んでいくので、ひとまずやめて実体験の方へ寄せます。

直接自分が物乞いに会うとどうしたものかな?と悩む自分がいました。

 どの人に対しても同じ気持ちになるわけではありません。物乞いと言ってもいろいろな人がいるので、明らかに薬物か何かによる影響で思考がまとまっていなさそうな人もいれば、無邪気なこどもたち、赤子を抱く母親、ふくよかなおばちゃん、肢体不自由な人などなど様々です。本来であれば全てを一括りに話すことはできないので分けて考える必要があるんだと思いますが、紙面と時間上それも今はできないので、それは帰国後のタスクとして置いておこうかなと思います。

 さて、予想通りまとまらなくなってきてますが(笑)、生まれた場所とタイミングという言わば「運因」によって人生は大きく変わるんだなという元も子もないことを話してみます。私はただ、平成の日本という国に生まれ、それも家庭は中流階級か中流の上くらいだろうと思うわけです。これはただの運。たまたまそこに生まれ落ちたわけです。ただそれだけで衣食住、教育、何不自由のない生活をしてきた事実があります(もちろん人生ですからいろいろありましたけど)。そういうことに意識を向けた時、物乞いで「お金ちょうだい」と声をかけてくる例えばこども達。このこども達と相対すると、とても無視するばかりではいられなくなることもあります。こうした時にどうするのがいいんだろうか。と悩むわけです。もちろん全てのこども達にお金を渡すことはできないし、渡しても一時的なものに過ぎない、もしかしたら大人に取られてしまうのかもしれない。でも何か今できることはないかなと思います。

 自分がいままで享受してきた物質的に満たされ何不自由なく暮らしてきた幸運(と自分で思っているのもアレなのかもだけど)。これを今ここで少し分けてもいいのではないか。そんなことを思い、時に物乞いに応えることがあります。そして、こども達にバナナを買って渡すのです。嬉しそうな顔を見るとこのくらいはしてもいいかなと思ったりします。というか、今自分ができる精一杯はそのくらいなんだろうと思います。

ちゃむ

なんでバナナなの?笑

けんた

食べ物だと搾取されずこどもたちの栄養になるかなと思って

 他国の事、他人のこと。それも大きなシステムが背景にあるとても個人では解決できない問題。貧困。それを目の当たりにした時、無視することは簡単だし、相手にしないというのも間違いとは思いません。だけど、見ないということは自分にはできなかった。というだけの話です。

 ここで終わらせておけばいいんですが、もう一つ。幸せってなんだろうかということも同時に賦活される問いの一つです。物乞いや貧困状態にある人を前に物質的に恵まれた自分がこのような問いを立てること自体がもしかしたら非道徳的な側面もあるのかもしれませんがそこはご容赦ください。そもそも自分と対峙した物乞いの人や貧困状態にある人が、不幸かどうかは確認してないからわからないのです。もちろん、明らかに困った表情をしている人や幸せとは言い難い人見なりをしている人はいます(それがステレオタイプを生む元でもある)。が、その人がその日不幸な1日だったのか、人生を悲観しているのかは究極的には分からない。こういう時に目の前にいるその人と言葉を交わせると違う視点が持てるのかなと思ったりします。

 すこし話がずれますが、中東の離婚率は非常に低いそうです。なんの話?と思われると思いますが、中東は未だ自由恋愛がほとんどありません。親が連れてきた人とお見合いし結婚するのが普通だそうです。日本の感覚からすると驚くかもしれませんが、そうなんです(サウジなんてこないだまで女性は運転免許証すら取れなかった)。しかし、みんなそのパートナーと幸せに暮らし幸福度も高いそうです。

サウジでニカブをかぶる女の子 撮ってと言われて撮影

 つまり、幸せって一概には言えないし、自分の価値観からそれってしんどくない?不幸じゃない?と思っても、実際にその人が主観的にどう感じているのかはわからない。貧困の中物乞いをしている人が本当に不幸に感じているのか、物質的には恵まれていないかもしれないけど、精神的には満たされているということは往々にしてあるのかなとも思います。日本は物質にも恵まれ、食べ物も困ることがない。社会保障が整っており、何もできなくても死ぬことがない社会です。ですが、幸せかと言われると?マークがつくとはよく指摘されることだと思います。何を持って幸せというのだろうか。そんなことを旅しているとよく考えさえられたりします。答えは出ないので、この辺でやめます。

2.日本はやっぱり異質だ

銀座

 長旅に出て良かったなと思う一つが日本を客観的に感じることができたことです。日本ってやっぱり異質な国だと思います。こう書くと、海外に出ても日本に意識が向いている自分がいることにも気づきます。旅に出てるから外に目を向ければいいのにとも思ったりしますが、前を見て後ろを見て右や左にも意識を向けることをしながら旅ができているのは30代での旅だったからかもしれないなとも思います

 さて、これもあげ出したらキリがないですが、日本はやはり異質だと思います。良くも悪くも。

 いくつか書いておこうと思いますが、良い点としては(これは日本に限らずですが)、いわゆる「先進国」と言われるものが何を指すのか?ということをまじまじと知ったことです。日本を出てヨーロッパのキプロスに到着するまでの10ヶ月ほど、いわゆる先進国から離れました。そうすると、日本では当たり前のものが全く何も整っていないことに気づきます。もちろん、短期の旅行でも同じ場所に行き同じ体験をすることは可能ですし、今までの自分がしてきた旅行でも同じことを体験していたはずです。ですが、なんかこう感じ方というかじわりじわりとそのギャップを体験しながら生まれ出てきたという感覚です。そもそもアスファルトで道路が舗装されているということが珍しいという感覚になりました。日本で生活していると土を探す方が大変だと思いますが、例えばネパールの首都カトマンズ。一国の首都ですが主要道路意外は未舗装道路です。そして氷です。日本では当たり前に販売している氷。驚くほど海外では手に入りません。ヨーロッパでも氷が販売されているところはごく僅かでした。氷ってこんなに手に入らない、貴重なものなのかということに気づいた時の驚きは忘れません。エスカレーターやエレベータがある建物。これも驚くほど少なかった。ある時エスカレーターを見て、「あれ?いつぶりにエスカレーター乗った?」と思ったのを覚えています。そう考えると日本のインフラの整い方は段違い。コンビニの便利さも計り知れないことを改めて感じたのです。

ネパールカトマンズ

 続いて悪い点です。これもなかなか際立っている感じもします。だんだん日本の感覚から離れていっている自分がいるような気もしています。 

 日本は神経質すぎるところは際立ってるかなと思います。これも今更かもしれないし良し悪しだけど、同調と集団優先主義は他の国にはないよなぁと感じました。誰かがちょっとでも不快に感じたものは基本的にその人が不快ではないものへシフトしていく。事故や事件が起きれば、それが10年に一度でも30年に一度でも起きない方向へと変わっていく。これは悪いことではないのかもしれないです。しかし、それが公園の遊具や遊びを変え、経験を奪い、過剰な条例や法律を作り(例えば自転車のヘルメット着用義務とか)、常に周りに気を配っていく生活が常態化するのかなと思いました。繰り返しですが、別にそれが悪いというわけではないんです。しかし、極端に神経質であり、全体的に不快なものがない世界への変化を尊重するあまり、ストレスを減らそうとしているはずが、日本全体のストレスを増加させてしまっているのかなとも感じました。ヨーロッパでさえ(?)スーパーやレストランの屋内に飼い犬は普通に入ってきます。日本だとありえない光景です。タバコ吸いながら接客も国によっては当たり前ですし、バスや電車の時刻が遅れたり、出発時間に到着するのだって当たり前です。バスに乗れなかったのがバススタッフのミスリードだったとしても「ごめん」だけで終わりです。当たり前だから不快ではないのかもしれないですが、不快と思ってもある程度受け入れるということも(どうしようもないからというのもあるけど)あるのかなと思いまいす。それ故にストレスに対するおおらかさはもしかしたら日本よりも高いのかもしれません(わからないけど)。

 そして、他国民への許容度も違うかもしれません。日本は島国ということもあり、それも極端に海外に出る人が少ない国民性故、他国の人に対するアレルギー反応があると思います。旅行客くらいだとなんてことないと思いますが、外国の人が日本に住むとなる(日本が難民を受け入れるとか)という話になるとアレルギー反応が出ると思います。世界を旅していて、思った以上に世界は多国籍化していると感じました。ドバイなんかはその最たるもので、その土地柄、西から東からありとあらゆる人種が集まっています。「多国籍化した国ってこんな感じなのかな?」と思いながら生活していましたが、案外悪くないなとも思いました。もちろん簡単には良し悪しは言えないし、多くの問題が発生することもあると思いますが、日本ももっと多国籍化してもいいのになというか、もっと多国籍化していかないといけない、そういう意味では遅れてるかもと思ったのです。

みんな優しい

 それでもやっぱり日本はすごい国だなと思います。こんなになんでも揃って、どんな食べ物でもある国は今のところ見当たりません。食べ物に関しても延々話せる気がしますが、ここではちょっと割愛。それでも一言だけまとめると、日本の食文化(豊かさの幅)は段違いに優れています。ただ、世界には日本にない味がたくさんあるとも思います。そして、ちょっと前に触れましたが、ホームレスや物乞いなどの命を脅かされるほどの貧困に苦しむ人がいない。生活保護の水準が高いとかそういう批判は常に出ていますが、これは日本が誇っていい一つの側面だと思います。赤子を抱いて物乞いする母親と会う時、「なんでそんなことが起きる」という混沌とした気持ちになります。しかし、それがない国が日本です。ないものに気づくことは至難の業だと思うので、こういう側面も含めて日本を客観的に見ることができたのが良かったなと思います。

 良くも悪くも日本は異質であることを、実感を持って感じることができたこと。まだ旅は終わっていないですが、一年たって振り返った時に得られたもののように思います。

3.世界は思ったよりも優しい

 なんかこう書くと陳腐な感じがしてすごくいやなんですが、それでもこれかな?と思いました。もちろん、世界の中には悪な世界があることは前提としてありますが、旅をしていて思うのは普通に旅していると世界は思ったよりも優しいなと思います。もちろん、いいことばかりではなく、塩対応されることや時にむかつくと思うこと、腹立たしい思いをすることがないと言えばそんなことはないです。しかし、旅の中で受けた優しさや親切の数に比べれば圧倒的にネガティブな体験は少ないです。

サウジアラビアで助けてくれたムハンマド

 旅はある意味人の親切に依存して成り立つところがあります。とは言え、ひと昔と比べればインターネット環境の普及により依存度は激減していると思いますが、どこかのタイミングでネットではカバーしきれない困ったことが必ず生じます。その時に助けを求めて助けてもらえなかったことはありません。基本的にみんな笑顔で優しく、それも十二分の親切で助けてくれます。そう。世界は思った以上に優しいのです。

バスで困った時に助けてくれたジェイ

 日本にいると世界って危険なものっていう感じがすることがあるんじゃないかと思います(自分も第一カ国目タイにいく時すごく緊張しました(笑))。まぁ、日本が安全すぎるというのもありますが。基本的にネットのニュースや外務省の情報は安全を確保する目的で作られていること、何か起きた時に組織の責任を問われないように危険であるという情報発信が強いこと、人間の認知機能特性としてネガティブ情報の方が意識に残りやすくキャッチしやすいことがあると思います。そして、ネガティブな情報を好む人間の認知機能を利用したショート動画がSNSに多くあるため、事実以上に危険なもの、ヤバいもの、大変なものとして捉えられがちです。

 特に、中国と日本のやりとり見ていると顕著ですよね。ネット情報だけ見るととんでもなく仲が悪い。罵声を浴びせ合い炎上して、自国の正当性を確認する。そんなやりとりが散見されます。しかし、実際に旅をしていて出会う中国の方。みんなとても親切で友好的で悪い人と出会ったことは皆無です。旅で出会った日本人と話していても中国に旅をしたことがある人で、中国を悪くいう人と出会ったことがないです。基本的に中国は優しかった。また行きたい。という人がほとんどです(いつか自分も行ってみたい)。

 他にもパリは治安が悪い。スリが多いから気をつけろ! みたいな情報発信です。これも実際に行ってみて過剰アラートだなと思いました。全然安全(笑 問題ないです。とは言え、日本より多いのは間違いないので、対策は必要だと思いますが、過剰な警戒をする必要はないと思います。これも日本の特性かなぁ。外国だとあくまで被害にあうあわないは個人の体験・問題なのに、日本は情報発信者や国、または旅行会社へのクレームになるもんね(笑

パリも安全だった

 そんなこんなで「世界は危険で悪いもの」「日本は安全で善いもの」というイメージができてるんじゃないかなと思います。日本が安全で善いものであるのはそれはそれでよいんですが、日本の実体験を伴わない肥大化した自己愛的なものは時折感じています(笑。裏返せば今の日本がちょっとずつ自信を失っている裏返しでもあるかもしれないけど。

 と、話が逸れてきちゃったので戻しますが、「世界は思ったよりも優しい」これは間違いないと思います。さらにいうと、「人は思ったよりも優しい」のかもしれません。フラットな状態で出会った人は基本的にみんなやさしくて困っている目の前にいる人を助けてあげたいという根本的な優しさ(ヒトとしての共感性や利他性、さらに言えば腹足迷走神経によるひと同士のつながり)があると旅をしていて感じました。この旅の中では「人ってなんだろう」というすごい壮大な疑問を一つ持ちながら旅しているのですが、思ったより答えはシンプルなのかもしれないと考えてみたりした今日この頃です。

イスラム教の人は基本親切で優しい

1年旅しての反省 これから旅に出る方へ

 では、続いて1年旅しての課題というか、反省?について少しだけ。これはどういう旅をしてもあっちの方が良かったかな?と思うことはあると思うので、なくなることはないと思いますがそれはひとまず置いておいてということです。果たしてこれから旅に出る方の役にたつのかは謎ですが、一応そういう趣旨で書きます。

語学について

 まぁ、これはもう書くかどうか迷うくらいなテーマなんですが。私は英語が話せません。というか、英語を話せるというイメージがまず持てない。語学に対する苦手意識は相当なものです。話せるようになりたいという気持ちはあるんですけどね。

 語学ってもちろん努力はあると思いますが、ある程度のセンスは問われる気がしています。そして、そのセンスの一つが「話したい」という欲求の強さ。それは「英語を話したい」ではなくて、「人と話をしたい」「自分の話をしたい!」というそもそもの欲求です。自分は英語が話せるようになりたいし、コミュニケーションを取れるようになりたいという思いはありますが、根本的な「人と話したい」という欲求はかなり薄いと思います(笑 日本にいて家族や友人、恋人といても「自分の話をめちゃくちゃしたい!」という根本的な欲求はあまりありません。なんなら女性グループの中にいて永遠女性陣が話をしているのをただ聞いているだけでも全く苦ではないのです(割と人生の中で女性社会の中で過ごすことが多かったので身につけたスキルかもしれないですが(笑))。という、話したい欲求の少なさ、つまりセンスの無さも根本的にあるような気がします(根本的な頭脳の問題もありますw)。

 で、旅の話の戻しますと、英語ができなくても旅は全く問題なくできます。それに、今の時代google翻訳みたいな翻訳アプリもあるので、語学ができなくてもなんとかなってしまいます(笑

 ただ、英語はできるに越したことはないと思いますし、日本にいる時にもっと英語勉強しておけば良かったなとは思います(思ってたけどできなかったんだけど)。みんなが英語で楽しそうに話している中に入っていけたり、理解ができたらもっと旅の楽しさは増えるだろなと思いました。そして、海外で旅をする中で海外で仕事をするのもいいかもと思ったりします。そうすると旅を終えた後の広がりを考えた時に語学ができるとやっぱり広がり方は違うなと思います。

英語がもっと自由だったらなぁ

 そして、旅していると語学力は上がるのか?ということですが、上がる人もいると思いますが、上がらない人もいると思います(笑 自分は旅に出る前よりちょこっと上がったかな?という感じです。というのも、旅している場所が必ずしも英語圏ではく、言語ってほんとたくさんあるんだなというくらいコロッコロ言葉は変わるので一つの言葉を習得するのに旅は向いていないと思います。英語一つとっても国によって訛りがあるので英語を習得していない人からすると、それが訛りなのかただ自分ができないだけなのかの判断がつかないのです。故に、一つの言語を習得するためには、同じところに長期間居を構えて1箇所で言語を学ぶということが必要なのかなと思います。

 ということで、英語はできなくても旅はできるけど、英語ができると旅はより深まるという、誰でも思いつきそうな結論です(やっぱ書かなくて良かったか(笑))。旅しながらでも英語はちょっとずつ勉強しようかなと思います。

お金とルート・計画について

キルギスへ向かう飛行機

 無計画な放浪旅をしたかった故、本当に何も決めずに旅に出ました。それはそれで後悔は別にないのですが、一年でまだヨーロッパを終えたところというものすごいスローペースになってしまっているのが反省点です(笑

 可能であれば300万円くらいの予算で終われるといいなと思っていたのですが、この時点ですでに280万円近く使っています。故にとてもではありませんが300万円では収まりません。ただ、幸いなことにもう少し資金に余力があるのでそれを全て注ぎ込んでももう少しばかり旅をしようかなと思います。

 今振り返ると、もう少し計画を立てても良かったかなと思っています(笑 といっても、立てられなかったから立てなかったという側面も往々にしてあるのですが。。。今思う、最低限決めておけば良かったかなと思うのは、次のとおりです(笑 どこの大陸を優先するのか。そこにどのくらいの時間をかけるのか、そしてどのくらいのお金をかけて予想よりも増えてしまった場合どこを削るのかです(笑)。そんなの決めておけよ常識やんと思われた方、ぐうの音も出ません(笑

 東南アジアを削った判断は良かったと思います。一方、南アジアに時間をかけすぎた感があります。そして、中東も陸路でと思ったこともあり時間がかかりました。これから、アフリカと南米が残っていますが、ぶっちゃけアフリカと南米こそ時間かけたかったんじゃね?と若干思っている自分がいます(笑 なので、どこの大陸に重点を置くのかをもう少し絞って考えておけば良かったかなと一年を振りかえって思う次第です。ただ、後悔はしていません。 

SNSはやる?やらない?

 ということでSNSについてです。やって良かったこと、やって悪かったこと書きます。

SNSをやって悪かったこと、デメリット

 私はやりすぎというところがあります。youtube、インスタ、X、そしてこのブログ。SNSではありませんが、写真も趣味で撮っています。なので、旅の最中にやることがたくさんです(笑 

 SNSですが、SNSがある旅とない旅では全く別物になったと思います。SNS、特にyoutubeの動画編集に取られる時間は膨大です。やってなかったら1/3か下手したら半分くらいの時間と予算で同じルートを旅できると思います。そして、私はSNSのやり方が下手くそというのもあると思いますが、フォロワーを増やしたり収益化をすることができていません(笑 投資だけしてリターンがない状態です。今はリターンを得ることを諦めたのでいいんですが、最初はあわよくばがありましたので、う〜ん。となんか葛藤することがありました。

 これは私個人の課題でもあるのですが、やっぱりSNSをやると他の人と比べてしまうところがあります。頭の中では自分の旅なんだから自分がしたいようにすればいい、唯一無二のもので優れている劣っているではないということは理解しているのですが、長年資本主義社会で育ち、評価される教育を受けてきた私は無意識がそれを勝手にやってしまうのです。そういう要らぬ要素が旅にまとわりついてくるというのと、限られた貴重な時間とお金がごっそり持っていかれるというのがデメリットです。

ちゃむ

SNS続けるの?

けんた

ここまでやってきたからやり切るつもりだよ〜

SNSをやって良かったこと

 収益化には至っていませんが、やって良かったと思うこともあります。それは日本にいる友人や家族、フォローしてくれている方に少しばかり旅のお裾分けができているかなということです。そして、今は亡くなってしまいましたが亡き祖父に届けるというのが一番の目的だったので、途中までではありますが、それを見てくれていたこと。もしかしたら天国でも見てくれているかもしれないと思い最後まで動画は作り続けようかなと思っている次第です。

 あとは、フォロワーさんの中で旅アカウントにしていなければ出会わなかった人と多数つながっているのはやって良かったなと思うことですね。やらなかったら繋がらなかった人と繋がれたというのは価値あることかなと思っています。

 そして、動画は確かに思い出になるということでしょうか。今ですら最初の頃の動画を見返したりするとすでに懐かしい感じがしています。なので、きっと将来見た時に懐かしいなぁという思いになるのではないかなと思ったりしています。旅だとお土産も買うことができないので、動画として残っているのは1番のお土産になるのかなと思ったりしています。それにしてもそこへの時間的・金銭的投資は大きすぎますが。。。

これから旅をする方へ 自分がもしこれから旅をすると仮定したら

 私見ですが、人生をかけてずっと旅をするつもりの方はSNSをやるのはアリだと思います。一方、期間限定、特に1年とか長くて2年という方はSNSやyoutubeはやらない方がいいと思います。最初1年とか2年って長いよなと思っていたのですが、youtubeを収益化して運用していくってよくよく考えたらもっと長いスパンで考えることがあることをやってみて気づきました(笑 1~2年ってyoutubeなどの運用からしたら短い運用期間です。旅の間に収益化ができたとしても期間限定だと終わった後の運用ができなくなるので結局収益を維持するのが大変になると思います。そして、旅にいらない葛藤や気遣いが増えます。なので、もし私がこれから旅に出る自分にアドバイスをするとしたら、「1~2年の期間が決まっているのであれば自分の旅に集中するのをおすすめするよ」とアドバイスすると思います。

 ただ、一個前の項でお話ししたようにやって良かったなと思うこともママあるので、もしSNSをやるのであれば、自分自身のスタイルと得手不得手で吟味した上で絞り込んで運用するのがいいと思います。自分はやりすぎました(笑 

余談:本当に世界一周の旅はいいのか?

ドバイの砂漠で

 余談ですが、前に世界一周の旅に出た人のyoutubeか何かで「世界一周に行く必要はないと思う」と結論づけられていた人がいました。これは確かに一理あると思います。自分も日本にいて行きたいところに行くというので十分だなと感じることも確かにありますし、日本に帰りて〜と思うこともあります。では、世界一周の旅または長期の旅は意味がないのでしょうか。

 それを考える時、長期の旅にあって短期の旅行にないもの。を考える必要があると思います。そして、それは「観光をせずに過ごす時間」と「長期的なコントラスト状に変わっていく変化」だと思います。つまり、「旅行」や「観光」であれば長期の旅に出る必要は全くないし、不自由になると思うのです。絶景を見たい、世界遺産を見たい、リゾートでゆっくりしたい。こういうのが目的になる場合(好みの場合)は、旅に出る必要はなく短期の旅行や観光が向いていて世界一周の旅に行く必要はないと思います。

 一方、自分が旅に出て良かったなと思うのは観光や世界遺産を見ている以外の時間です。市場で地元の食材を買って料理をしたり、必要な日用品を買ったり、知り合った人とお酒を飲んでみたり、知らない土地でブログや動画を作ったり、ただただ1日寝てみたり。そういう時間がとても愛おしいなと思います。これは旅じゃないと旅行や観光では(特に日本の社会事情を省みると)難しいと思います。そして、そうこうしながら生活をし、鈍行で移動していると移動することにじわりじわりと文化や歴史が変わっていくという面白さがあると思います。ここまではオスマン帝国様式の建築があるけど、ちょっと変わったなとかそういう移ろいを感じられるのが旅の良さかなと思います。

 そして、計画にないフラグが立った時にそのフラグを回収できることです。あそこ面白かったよ、綺麗だったよという情報が入った時に、そこにいくも行かぬも自由です。行きたいと思えば次にそこに向かえばいいのです。この自由さは旅の醍醐味かなと思います。その分時間もお金もかかるんですけどね(笑

インドでホームステイした体験は宝物

 まだ終わっていない旅半ばですが、余談ついでに旅についても書いてみました。結論、「旅は悪くない」です! ここで「旅はめっちゃいい」とか「旅サイコー!!」とか言わないあたりが自分らしさかなとも思ってみたりします(笑 ほんとエンタメ向きじゃない性格だ(爆

この後の旅に向けて

 この記事を書いている今、アフリカに入りました。モロッコです。北アフリカは思い切ってスキップし、南アフリカに飛ぶことにしました。ずいぶん時間とお金が減ってきてしまったからというのがあります。ただ、やっぱり現地に根付いた食事は食べたいし、お酒も自分の興味関心からしたら飲みたい。見たいものは見たいし体験したいことは体験したいということで、かけるところにはお金も時間もかけていこうということで、同じスタイルで旅を続けようかなと思っています。ただ、繰り返しになりますが、時間もお金も限りがあるのでこの後の予定は次のとおりかなと思います。

1.南アフリカと南米に重きを置く
2.アメリカは大幅にスキップ(友人に会いに行くくらい)
3.カナダはその時の余力(時間とお金)を見ていくかどうか決める
 →ユーコン川に本当は行きたい
4.最後はアラスカで終わりたい(希望)
 →季節が問題。冬だったらオーロラで締めたい。夏になりそうだったら大自然を見たい
5.期間的目標は今年度中(4とすでに相反しているけど)。
 →南アフリカ3ヶ月、南米3ヶ月、その他1ヶ月で

 一応、一年目の反省を踏まえて大まかに計画。計画と言える代物でもないですが、上記の感じで行こうかなと思います。なんとなく最後はアラスカがいいなと思っているので、多少スキップしてもそこまで行けたらいいなと思います。

 あとは、無理せず安全第一でというのは変わらずに守り残りの旅を続けていこうと思います。

けんた

最後まで読んでいただきありがとうございました

ちゃむ

けんたびを引き続きよろしくだワン

まとめ

 まとまり切らないところがありますが、中間サマリーとしてはここら辺が潮時かなということでまとめ終わろうと思います。

 最後までお読みいただいた皆様ほんとにありがとうございます。自分向けの記事で何だかんだここまでで15,000字というちょっとした論文ほどの文章量になってしまいました(笑 ここまで読んでくれた方がもしいたらすごく嬉しいです。良かったら読んだよってコメントいただけたら嬉しいです(笑

 それでは、引き続きけんたびをよろしくお願いします。読んでくださった方の旅も良きものになりますように。Have an excellent trip♪

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