【タンザニア】ワッソの町滞在記 学校とマサイ村へ フォトギャラリーあり

 けんたです。タンザニアのワッソという田舎町まで来ました。ワッソの学校を見学させてもらったり、観光に開かれていないガチのマサイ族の村に宿泊させてもらったりと貴重な経験の連続!! 二日に渡りマサイ族の秘薬スープを飲ませてもらうなど刺激的でした(笑 そんなワッソの街滞在記です。最後にフォトギャラリーもありますので、ぜひ最後までご覧ください。それでは行ってみましょ〜

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滞在記の前にワッソについて紹介

ホテルからの景色

 まずは簡単にワッソの町について紹介。チャットGPT先輩の力を借りると

 ワッソ(Waso)は、タンザニア北部のンゴロンゴロ保全地域近くにある小さな町です。観光地アルーシャから遠く離れ、訪れる外国人はごくわずか。周囲にはマサイ族の村が点在し、赤いショールをまとった人々が牛やヤギを連れて歩く姿が日常の風景です。町には簡素な商店やロッジが並び、電力や通信環境も限られていますが、人々は穏やかで温かく、アフリカの原風景に触れられる貴重な場所です。観光地化されていない本当のマサイの暮らしを感じたい人におすすめです。

 ということです。ほぼこの説明のまま! ほんとにど田舎の町です。観光客はほぼというか、全くいないでしょう。現地の人たちだけで、観光地化されていないアフリカを感じることができました。

 ただ、今回はインドで出会ったマホさんがボランティアで滞在しているというつながりがあったので行けましたし、行きました。全く何もつながりがない中でこの街を訪れるのはなかなか大変ですし、行ってもやることもなければ見るものもありません。そんな町です。

ワッソの学校

こどもたち

 今回は、マホさんが事前にボランティア先へ同行しても良いかを確認してくださり、現地の学校を見学させてもらうことができました。こちら、なんとイギリス人の富豪が出資して作られた学校なんだとか。ここら辺に数個そういった学校があり、現地の子供達が教育を受けることができているようです。

 マホさんの滞在先から歩くことおよそ30分、学校があります。中に入ると無邪気なこどもたちがウェルカムモードで迎え入れてくれます。それはそれは好奇心は尽きることがなく、自分は特に電子機器が多いから取っ替え引っ替え延々尋ねられました(笑 特に、マイクや腕時計が面白いらしく、ず〜〜〜〜っと触られました(笑 それにしてもかわいいなぁこどもたちは

みんなでごはん

 到着してしばらくすると、お昼ご飯をいただけるということで、ご相伴に預かります。お皿に盛られたのはお豆。う〜ん。正直見た目は美味しそうではないし、大変失礼ながらThe アフリカの貧しいエリアのご飯という感じ。しかしこれ、食べてみるとめちゃくちゃ美味しい!! お豆なんだけど、他にもトウモロコシとかいくつかの穀物が入っていて、食感もさまざま。そして個人的に好きな食感(多分とうもろこし)もあって、なんかいい。味付けは優しい塩味でシンプルながら薪で炊いた大釜で多分作っているんだと思うんだけど、豆に薪の香りが移っていてこれがいいアクセントでうまいのです。

 そして、子どもたちの食べる量! ものすんごいの! たくさん食べて大きくなってほしいもんですね。

 お昼ご飯を食べ終わったらなんとか日本文化を伝えたいということで、現地の主食ウガリ(とうもろこしの粉を固めたたべもの)をお団子にしてみたらしだんごを作ろうとみんなでクッキング!

キッチンスペース

 みんなで丸くウガリを丸めて砂糖醤油で食べてみることに。こどもたちはうーん的な表情だけど、その割には結構食べておりました(笑 他にもサッカーをしたりしながら滞在は終了。

 無邪気で人懐っこい子どもたちとのひと時でした。親元離れて近くの下宿所で生活をしながら学校に通っているそう。こういうところに慈善活動で学校ができていることもすごいし、教育を受けられることもすごいことなんだろうなと思う。深くは知らないからいろいろ問題もあるんだろうけど、一つ一つ支援が実っていくといいなと思ったのでした。

観光に開かれていないホントのマサイ族の村へ

 ワッソ滞在3日目と4日目はマサイ族の村へお邪魔させていただけるということでってきました。ここのマサイ族の村、いわゆる観光に開かれている村とは異なり、本当にローカルな生活をしている観光客なんか一切来ないマサイの村です。ワッソの町からバイクで荒野を走り、谷を越え、藪を抜けた人里離れたところにそれはありました。

町からだいぶ遠い場所

  基本的に安全ということで、荷物なんかもそこら辺に放置していても大丈夫とのこと。村の人しかいないし、村の人々はものを盗んだりとかそういうことは絶対にないそうです。そんな村に滞在です。

秘薬を飲む

 特にスケジュールは何も決まっておらず、または決めるということもなく、その場その場でなんとな〜く物事が決まっていく感じです。そんな感じで村を回っていると連れてこられたのは男たちの溜まり場。

男たちの溜まり場

 木の下で鍋になんか入ってぐつぐつしている。なんやろ〜と思ったらマサイの男たちが飲む秘薬のスープらしい。それを振る舞ってくれるんだって。

秘薬のスープ制作中

 そして、こちらはヤギの血を混ぜて作った何か。

なんかやばそうだぞ

 まずはこれをいただきましたが、、、うん。これはそもそも食べて大丈夫なのか?(笑)という感じでしたが、せっかくなので意を決していただくことに。味というか食感というかはコーンビーフみたいな感じ。あまり食べすぎないほうがいいかなとビビりながら味見させてもらった感じです。

 そして本命のスープ。

秘薬のスープ

 バケツに液体が入ったものをものすごい勢いで混ぜてる。やってみろということで、体験させてもらってびっくり。ものすごい力強く混ぜてるから中に何か入っているのかと思ったら液体だけ!笑 なんでそんな激しく混ぜてる?と笑ってしまったんですが、これ飲んでみて理由が判明。そう、脂。ヤギの脂とお湯を混ぜるために激しく混ぜていたようです。

 このスープの作り方。ヤギの肉と骨をボイルして煮出した煮汁+ヤギの脂+3種類の木の皮を煮出した煮汁+最後にヤギの生き血という構成でできているスープです。では、スープが並々入ったコップをいただきましたので、いただきます。

ヤギの生き血 ハエが溺れてる…

 一口口に含むとまず驚くのはそのクリーミーさ。今まで飲んだことないくらいにクリーミー! だがしかし、味はウェッって感じ。ヤギ臭い。これは薬、秘薬。味わってはいけないものです。ということで、一気に飲み干します。ちなみに、マサイの男たちはこれバケツ一杯飲むようです。

 で、どうだ?って聞かれたんですが、聞かれて気づいたのは結構効能強いかも! しばらくした後、視界がクリアになる感じで身体が覚醒したような感覚。そして、疲れが軽減したような感じになりました。やっぱり伝統的な秘薬スープということで、効果は絶大なんじゃないかと思います。ちなみに、お腹の調子も少し良くなった気がしました。

 ヤギの生き血が入ったバケツにハエが溺れてたからこれ飲んだら体調崩しそうって思ってたけど、そんなことはまるっきりありませんでした(笑

水汲みにレッツゴー

 秘薬をいただいた後は、どうやら水汲みに行くらしい。そうです。水道なんていうものはなく、水場まで毎日水を汲みに行くようです。10Lと20Lのポリを持って、アフリカの大地を歩いて水場まで歩きます。その距離3km。それも水場ですので行きは下り坂、もちろん帰りは上り坂。水が入ったポリタンクは小さい方で10kg、大きい方は20kgです。

 それを10歳くらいの女の子が文句も言わず黙々と運びます。う〜ん。これは大変だ。なんとなくですが、村社会で役割があるためか、歳の割にしっかりしているような、精神的に成熟しているような印象を受けます。

水を運ぶ

 ちょっと順番は前後しましたが、こちらが水場。

水場お世辞にも綺麗とはいえない

 水は透き通って綺麗とはお世辞にも言えない、泥色に濁った池です。一応湧水らしいのですが、この水が飲み水になるということでした。

汲んでるところ

 村で時々用意してくれた薄めのチャイティーはおそらくこの水で作られていたものと思われます。そりゃー、水がなくて水汲みに来ているわけですからそうなんだと思われます。

宿泊と夜のダンス

 初日はそんなこんなで夕方に。観光向けの村ではないので、なにか観光客にアクティビティが用意されているわけではないのです。

マッドハウス

 夕方はマッドハウスを見学。マッドハウスのお家の中は本当に狭い。入り口から人が一人入れる程度の大きさで、下手したら太っている人は通れないんじゃないかという狭さ。そして、窓がないので日中でも真っ暗です。木で作られたベッドに薪で料理ができるキッチン?が中に備え付けられています。

 そして、想像以上に密閉度が高いので思ったよりも中はあったかい。日中は暑いものの日が暮れると肌寒くなるアフリカ。コンロの火もあり中は半袖でも過ごせる感じです。だがしかし、一度火が不完全燃焼になると家の中は煙で満たされます(笑 そう。密閉度が高いので煙もなかなか逃げてくれないのです(笑 みんな燻されます

 灯りもありません。小さなライトとが一つくらい。あとはスマホのライトを使って照らしながら過ごしました。基本的に普段、夜はすぐに寝るんですかね〜。かなり原始的な生活が維持されています。

 燻されてちょっと辛くなってきたので、みんなで一度外に。そしたらこれ!

すごい星空

 とんでもない星空。たまたま月もなく、当然周りにあかりもないので天の川までくっきりとみることができました。これにはみんなで興奮。しばらく地べたに横になって星を眺めました。私は三脚と広角レンズを持ってくるか悩んで置いてきてしまったことを悔やみました(笑 ただ、コンデジはあったので、小さい三脚を使いなんとか撮影を試みる。勘で構図を調整して撮影。コンデジ様様です。

 しばらく星を眺めていると、どこからともなく子どもたちが登場。そしてリズムが刻まれる。。。いつの間にかみんなでダンスに発展。たのし〜しこどもたちかわいいなぁ〜と、、、思っていたんだけど、これが終わらん!!🤣

 まじでエンドレス。歌が始まり、ダンスが始まり、そして遊びになり、、、いつまで続くんだこれ???笑 大人も一緒になってというか、むしろ先頭に立って誘導している🤣 という、終わりのわからないダンス大会。体感的には1時間以上やっていたのではないかと思います。真っ暗な中、よく遊んだなぁ〜と感心&疲労困憊でした(笑

真夜中真っ暗な中でダンス&遊び

 宿泊は、マホさん&カラムの二人と自分は別のお家。お別れして泊まるお家に入ったらご飯を用意してくれました。

晩御飯

 ジャガイモの炊き込みご飯。これがね、やっぱり結構美味しくて、ジャガイモもくりみたいに甘いのよ。お腹が空いていたこともあり、ペロリといただきました。

 で、しばらくベッドに座っていると。。。ん?なんか足が痒い気がする。と思いスマホのライトを照らすと。い、いた、、、南京虫、別名トコジラミ、ベッドバグです。しかも、なんかでかいぞ。。。とりあえず見つけたやつは潰して殺す。が、南京虫がいるとわかっているベッドで寝る恐怖よ。。。めっちゃベッドを捜索、今日は横になって眠れないかぁ〜と長い夜になりそうな感じを覚悟した時。外からおっちゃんが入ってきて、なんかジェスチャーで合図。どうやらおうち変えるぞと言っている様子。多分、自分がライトでめっちゃ南京虫探しているのをみたお家の人が伝えてくれたんだと思う。違う大きなお家に移動させてくれて、ベッドも元々使っていた人が移動してくれたみたいで申し訳ないと思いつつ助かりました。すごい気を利かせてくれて感謝です。

 新しい方のベッドは南京虫はいなかったぽくて被害は最小限に。ただ、夜は思った以上に寒く(新しい家には火がなかった)、ぐっすりというわけにはいきませんでした。

2日目

 アフリカの朝は気持ちいい。

朝日が気持ちい

 アフリカってやっぱりなんか独特なパワーを感じるというか、大地を感じます。地平線まで続く広大な大地、それを撫でるように吹く風。言いようのない高揚感を感じるのです。

 そんな朝一、牛の乳搾りをさせてもらえることに。牛小屋に入ったところ、マサイの女性がすでに乳搾りをしているんだけど、見様見真似でやってみたら、牛が逃げる! 殺気を感じるのかわからんけど、こっちをチラッとみて逃げるのよ🤣 マサイの人はあんなにも簡単に近づいて絞ってるのに。なぜだ!?ということで、アドバイスをいただきながらなんとか近づき乳搾り。

 よしよしと思った矢先。。。で、出ない😨。同じように絞っているつもりなのに一滴も出ません。そして、牛は逃げる🤣ということで、ただマサイの女性のお仕事を邪魔するだけで終わったのです。なんてこった(笑

 2日目も特に何も決まっておらず。時間が流れなんか、ヤギの乳搾りに行くとなったり、ドンキーで水汲みにいくという話になったりするけど、一向に言った通りにはならずです(笑 こういうのいいよね。

待ち時間に折り紙教えるマホさん

 で、しばらくすると大量のポリタンクを持ってみんなで水汲みに。どうやら水を汲んで帰りはドンキーに乗せるらしいんだけど、ドンキーもなかなか来ないし、水場は家畜の水やりを手伝ったり、その場その場で物事が決まります。臨機応変に動いて、なんとか終了。ドンキー1頭で100Lのポリタンクを運んでくれるから、ドンキーってやつはとぼけた顔してすごい力持ちなんやな。

 ということで、2日目はまた秘薬スープをいただいたりして終わり。夕方前にワッソの町に戻ったのです。

 マサイ村の皆さんありがとうございました🙇‍♂️

考察 マサイ村とワッソで考えたこと

 では、ちょっとだけ今回の体験を振り返ります。ご興味ある方はどうぞ

時間という概念よまず

 まず、なんと言ってもこれでしょう。時間という概念。これについて書いておかねばならない。まぁ、日本で暮らしている時間とここの時間は全く違います。こっちには時間という概念はあってないようなものそんな感覚に陥りました。

牛タイム

 そう言えば、昔中井久夫(有名な精神科医)が人は稲作を始めたことにより、量としての時間ということを意識するようになったと書いていたのを思い出しました。稲作前の時間は時間を量として感じていない時間(カイロス的時間)の中で人は生活をしており、“自然や生命のリズムと調和した時間”人が生きるリズムや出来事の流れに自然に溶け込んでいる時間“として生活をしていたのが、稲作を始めたことにより種をまいたり、水をあげたり、イネを刈ったりとという必要に迫られ、計画的に管理する量としての時間(クロノス的時間)へと変化したということです。

 今回、マサイの村で生活させてもらい、まさにこれはカイロス的時間の中での生活であることを実感しました。確かに、遊牧民族のマサイは米は食べるけど田んぼとか畑はなさそうな感じだったので、狩猟民族とまではいかないものの(マサイの人は野生動物は食べない)、かなり時間と自然が溶け込み調和した生活をしているのです。

 スケジュールはなく、その時の様子や気分に合わせて水汲みをしたり、ご飯を食べたり、ダンスをしたり。時間という概念はない。したくなったタイミングでするのです。そして、そんな中で生活していて、マホさんとも話したのですが、ここの世界には「時間を無駄にした」とかそういう言葉はないのです。あるわけがありません。だって量的な時間が流れてないんだもん(笑 まさに「時間を無駄にした」「時は金なり」という言葉はThe資本主義的な考え方。管理された時間の中でしか機能しない言葉なんだと気付かされました。

穏やかな時間

 自然と調和した時間の中で生活をすると、心と身体の健康のためにはいいのかもしれない。ここでは、メンタルヘルスの疾患は生じにくいんじゃないかと思いました。資本主義のど真ん中にいる我々は、意識的にクロノス的時間の中からカイロス的な時間の中で過ごすことも必要なんじゃないかと思います。それが、「いま・ここ」というマインドフルネスなのかもしれません。日本でもこのカイロス的な時間を擬似体験できる場所を作ったらメンタルヘルスは向上するかもなと思いました(笑 つまり、時計やスマホをなくして、自然の時間と共に生活できる田舎です。

 そして、ここで生活をしてみてですが、先進国が発展途上国を支援するという構造。経済的発展を促し、豊かな生活ができるように資本主義国の先進国がアフリカに経済支援を長いこと行ってきていると思います。しかし、アフリカの経済発展は著しくはない。これは汚職やらいろいろな背景があることはわかるのですが、そもそもの豊かさとしての経済的発展は真に豊かなのか。本当に発展なのかということになってきます。我々が生活をしている資本主義的発展はクロノス的時間の中にあるものです。しかし、今回のマサイ村での体験は自然のリズムと生活が密接に繋がっているカイロス的な時間と結びついており、資本主義の「生産性」や「効率」とは無縁の「いま・ここ」の充足を重んじる生活をしているわけです。それは、資本主義の「成長」「拡大」「近代化」とは相反するものです。このマサイ村の生活のように、必要なものを分け合ったり人と人とのつながりや信頼関係が生活の基盤にあること、そして自然の時間に合わせて人生を送る時間感覚、非資本主義的な豊かさを持った生活であることを感じました。

マサイの狩人

 今先進国で求められている、スローライフやマインドフルネスと言ったことはまさにここの世界に溢れているものでした。

 時間が流れるままにゆっくりと生活し、必要に応じて動き出し。朝日の元でチャイティーを飲み。大地と風の流れに感覚を向けることの心地よさを確かに感じたのです。観光地に行くということはあまり好きではなかった自分。自分だけの静かな場所を見つけてゆっくり過ごすことを好んでいた自分。今までは漠然と考え、捉えていたのですが、そうか。クロノス的な時間ではく、カイロス的な時間を求めていたんだと気が付きました。朝のチャイティを飲む時間。ぼーっと水を飲んでいる牛を眺める時間。風を感じる時間。そういう時に本当に満たされ「好きだなぁこの時間」と感じていたのです。

精神的成熟の早さと到達点

 続いての議題はこちらです。精神的成熟の早さ。こどもたちと水汲みに行かせてもらったのですが、10歳ちょっとの女の子が10Lの水を起伏のある3kmの道を歩いて運のです。全く文句を言わず、黙々と。時に、大人がくだらんことで立ち止まってもじっと黙って待ち、嫌とかムカつくとか、不平不満というものは全くない。そんな姿を見て、なんか随分大人びているなという雰囲気を感じました。

黙々と

 実際、10歳でも労働力として村社会の社会的役割を与えられている。もっと小さい子もいるし、水は毎日くみに行かないといけない。薪の準備も牛の世話も、乳搾りも生活をする上でやらないといけない仕事は溢れているわけです。そんな自分自身に社会の一員としての役割が与えられると人の精神的成長は早くならざるを得ないのかなと感じました。

 一方、精神的成熟の到達点はどうかな?という疑問が浮かんできました。まぁ、何をもって精神的成熟というのかという問題はありますが。。。これは答えが出ていないというか、新しい視点かもしれません。「成長」という言葉そのものが資本主義の中での言葉であることを考えると、精神的成熟の到達点はその言葉の含み(ディスコース)として、成長していく必要性が存在し、これまた資本主義と非資本主義の捉え方の違いが、精神的成熟を違うものへと導くのかもしれないです。

 アウシュビッツを訪れた時の考察で、世界平和を考えるために個人は成長していく必要があるという一つの結論に至りました。これ自体は大切にしていきたいと思うのですが、非資本主義のカイロス的な時間の中での精神的成熟ってなんだろうと思うのです。それは資本主義のクロノス的な時間の中での成長とは違うベクトルの中にあるのかもしれません。こんなことを書いている中で、おじいちゃんとおまごさんかな?のシーンが「精神的成熟が他者を思いやることにあるのかな?」という言葉と共に思い浮かんできました。

このシーン

 あの優しい満たされた目と抱っこしているお孫さん(多分)を微笑ましく眺める姿。やましさや汚れがない他者を思いやる雰囲気。それが精神的成熟なのかもしれません。欲深くなく、満たされ、他者を思いやる姿。非資本主義な生活の中での精神的な高みに到達するというのはそういう姿なのかとも思いました。そして、そう思った時やはりそれはコミュニティや世界の平和に寄与する姿勢でもあり、資本主義的な社会での精神的成熟も非資本主義的な社会での精神的成熟も、質的な違いや思考、理屈は違えども、行き着く姿は同じなのかもしれないと思いました。成長を求め精神的高みに昇る資本主義社会。淡々と自然と共に生活をする中で身に付く精神的的高み。面白いなと思います。

 途中経過や成長するという過程を経る分、資本主義社会で精神的な高みに昇る方が困難な道のりであり、そこまで到達しない人の精神的未熟さは際立つのかもしれません。一方、非資本主義のここでの生活は若いうちから成熟している雰囲気があり、それを阻害する要因はこの生活の中にはないので、未熟な精神状態を維持する要因がないなと思います。

アフリカの大地のなんとも言えないパワー

アフリカってなんか違う

 これは小難しい話題ではないのですが、なんかやっぱりアフリカってひとあじもふたあじも違うなって感じがします。映像にも残せないし、写真で撮っても伝わらないんだけど、なんかね。すごいのよ大地の力強さが。地平線まで大地でその先に大きい山があったりして、とにかく壮大で雄大。吹き抜ける風もなんか力強い感じがして、自然の力強さを感じます。映像で残せないから、この感覚を言葉だけでも残しておこうって思ったのです。

 そして、マサイ族をはじめ少数民族への憧れやリスペクトって、やっぱりこの自然社会とのつながりだと思うのです。この力強い大地と自然と共存し生活をしているという事実に、畏怖の念を抱くんだろうなと思いました。

もし自分が富豪だったら…

イッヌの表情(笑

 これは余談で、資本主義的な思想です(笑 とはいえ、自分は日本という資本主義ど真ん中の国で生活をしてきており、悲しいかなそういう価値観が植え付けられているのです。ここ最近旅をしてて富豪がスポンサーになっているイベントや施設を見学させてもらったことが刺激になっています。そんな中、もし自分が富豪だったら(貧乏なんだけど)どんな慈善事業に寄付するという妄想をしていました。

 アフリカで学校立てるっていうのも立派だなと思います(上で述べた問題は一考の余地があるのですが)、でもまずは自国だろうと思いました。格差社会も激しいし、トーヨコキッズみたいなこどもたちの支援?うーん。それはそれで必要だけど、ちょっと遠い。海とか自然も好きだし、そっちへ寄付するか?でも、そこまで自分の専門に近くないし、違う感じがする。子育て支援の何か?今後の日本には必要だけど、自分も携わっている分野で、自分自身への投資になってしまうのは今回の妄想遊びとは違うな。

 そして行き着いたのが「こどもが本当の意味で遊べる施設」への寄付でした(笑 つまり、資本主義で時間に縛られたクロノス的な時間を過ごす中で、非資本主義的な「いま・ここ」を大切にできるカイロス的な時間を考えた時、今の日本社会には「本当の意味での遊び」ができる場所がないと思ったのです。それは、ゆくゆくは日本全体のメンタルヘルス向上に役に立つし、そういった活動をしている団体へ寄付したいと思いました(笑 なんの話?って感じですが、ただの妄想遊びです(笑 そんなことを考え立てたら、そういえば前の職場の同僚がそういう施設の運営に携わっていたと思い出しました。こんな施設がもっと増えていったらいいなと心から願う今日この頃です。せっかくなのでリンク貼っておきます。(子どもたちの森公園)

みんなで遊ぼう

まとめ

 タンザニアワッソとマサイ村滞在記でした。本当のリアルなマサイ村に泊まることができて貴重な経験でした。リアルだったからこそ、気づいたら考えたりすることもできたように思います。この体験をさせてもらったマサイ村の人たち、そしてマホさんとカラムとの縁に感謝です。ありがとー!!

最後にみんなで

 最後にフォトギャラリーがありますので、ご興味ある方はブログ村のアイコンをまずクリックしてからご覧ください(笑

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大地に立つカラム
犬と戯れる子
朝ごはんはリンゴ
優しい眼差し
大地に生きる
じゃーね
お幸せに❤️

Fin.

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