けんたびのけんたです。アフリカでも最大級と言われるスラム、キベラスラムがナイロビにはあります。富裕層から中流階級、貧困にスラムまで格差社会を物語っているのがこの土地の一つの特徴なのかもしれません。そんなスラムを見学できるツアーに参加したので、キベラスラムを歩いて感じたリアルな様子を紹介します。
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キベラスラムとは?

まずはキベラスラムについて紹介です。いつもながらチャットGPTによると
キベラスラムは、ケニアの首都ナイロビにあるアフリカ最大級のスラム街で、中心部から南西約5kmの場所に位置します。推定人口は20万〜100万人とも言われ、トタン屋根の小屋が密集しています。水道や下水などのインフラは整っておらず、多くの住民が日雇いや露店商などで生計を立てています。1900年代初頭、植民地時代にスーダン出身の兵士が定住したことが始まりで、都市化の進行とともに拡大しました。近年は政府や国際機関による再開発が進められていますが、課題も多く残ります。一方で、地域の若者たちが音楽や映像を通して新しい発信を始めるなど、前向きな変化も見られます。
ということです。今回ツアーに参加してスラム街を案内してもらいましたが、隠さずに言ってしまうと思った以上に整っていた! というのが正直な感想です。というと、すごい軽く受け取っているように思えてしまうのですが、そうではなくなんていうのかな〜、思ったより悪くなかったというか。。。う〜ん。それもなんか違うんですが、ちゃんと生活があるというのを感じられたというか、ちゃんと笑顔がある生活の場だったという感じかなぁ。つまり、薬物まみれでみんなが死んだ顔して生活しているとか、そういうんじゃなくて、ちゃんと笑顔がある生活の場だったというのが近いのかもしれないです。とはいえ、下水処理やゴミの問題をはじめ衛生環境は悪く、少し見学させてもらっただけですが、貧困の問題について目の当たりにした体験でもありました。ツアーの申し込みから様子などをお伝えしていきます。
ツアーの申し込み方 Get Your Guide
ツアーは時々お世話になっているGet Your Guide で予約しました。iphoneの方はここをクリックするとアプリに飛びます。
検索でキベラスラムと入力するとスラム街のガイドツアーがいくつか表示されます。今回は、学校への見学も含まれているツアーがありましたので、それに参加することにしました。ツアーは3時間ほどで、集合場所から歩いてスラム街を紹介してもらうような流れでした。料金は3,391円でした。
キベラスラムを散策(ツアーの様子)
時間も選択肢があったのですが、朝早いのは嫌だったので11:30からのツアーに参加しました。待ち合わせ場所まではUberを使って移動、いざツアー開始です。

今回はなんと私一人だけ。プライベートツアーです。ツアーガイドはちょっと強面なこのお兄さん。34歳ということで、私と一個違いでした。スラム街出身で今もスラム街に住んでいるということです。自分が結婚してないことを伝えると、「なぜ!?ケニアガール紹介するぜ」と言われました(笑
最初はマーケットから。メインエントランスだというところから入り、狭い通路といっても露店が出ていて道が狭くなっている感じだけど、そこを抜けると野菜などが売られているエリアに。野菜は結構新鮮でみんな割と朗らかに商売しているような感じでした。地面は土が剥き出しで水捌けもあまり良さそうじゃなかったから、雨が降ると大変そうです。
その他にも衣類屋さんあったり、炭売っているお店があったりと所狭しといろいろなお店が並びます。さらに奥に行くと工房みたいなところで、電動工具で家を修理していたり、鉄の溶接をして家具のようなものを作っていたりと、日常生活がちゃんとあることを感じることができます。変な目つきの人もいなければ、アルコールや薬物まみれというような雰囲気もなく、穏やかな生活があることが伺えました。



とはいえ、課題はあるわけで、ガイドさんに連れて行かれたのがゴミの集積場?です。

ゴミが山になっており、爽やかな風に乗って異臭が運ばれてきます。一応政府の支援があり週に一回回収はされるそうですが、全く追いついていないのは火を見るよりも明らかです。リサイクルできるものはリサイクルに回すんだ的なことを言っていましたが、私の英語力では詳細までわかりませんでした。
そして、続いて連れていってもらったのが川です。この川はかなり衛生状態が劣悪。キベラリバーというそうです。

ゴミが至る所に落ちており、川の底からはガスが出ているのか泡が出てきていました(と言っても、インドのチェンナイよりマシな気がしなくもないですが。。。)。 川を眺めている間にもみんながやってきてゴミを川に投げ込んでいる様子が見受けられました。ここもドブの匂いが立ち込めております。
マダガスカルから感じていることですが、空気を思いっきり吸う、なんの心配もなく深呼吸をして呼吸が楽にできる。深呼吸が気持ちいい、空気が美味しいと感じる。それって今まで当たり前にあって意識していなかったですが、それもまた恵まれていることの一つだったんだなと気付かされました。どこにいても思いっきり空気を吸うことができない、砂埃が舞い、異臭が立ちこみ、気づいたら呼吸が浅く、呼吸が苦しくなっている。ナイロビの薬局に行った時、肺に関する薬がやたら多いと思いましたが、そりゃそうですよね。気管支関連の疾患はきっと多いんだと思います。
そして、最後に学校を見学。男性と女性の先生が2名で子供たちをみている感じでした。が、教育はなかなか難しいのかな?という感じです。というのも、自分が訪れた時も特に何をするわけでもなくこども達は自分に群がってきて、それもそのまま放置という状態(笑 こどもたち可愛いからいいんだけど、もみくちゃにされました。こども達と遊びながら、内心「先生、教育して!!」と思っていましたが、多分先生自身も特に教育に関するトレーニングを受けているわけではなくボランティア的な立ち位置なのかもしれません。

しかしながら、支援も入っているということでこどもたちはちゃんと制服を着ているし、お昼ご飯なども無料で支給されるということです。学校という建物と制服、ご飯がついて勉強も習えるということ自体ここではすごいことなのかもしれません。
いやー。それにしてもこどもたち可愛かったなぁ。ちなみに、学校といっても2歳くらいの子から預かっており、一番大きい子も6~7歳くらいに見受けられました。小学校高学年から中学生くらいの子は違うところにいるのか。はたまた仕事をすることになってしまっているのか。今思えば質問してみればよかったなと思います。
考察

ちょこっとだけ考察です。といっても何について書けばいいのだろうか(笑 最初に書いたのですが、思ったよりも整っていたというのは正直な感想です。私がこんなことをいうのもおこがましいですが、ここで生活しているみなさんをみさせていただいて、思ったよりもずっと穏やかで朗らかな雰囲気を感じられました。挨拶をすれば挨拶が返ってくるし、歩いていると好奇心の視線を感じますが、それで笑顔になっているのも穏やかな日常生活の一幕のように見受けられました。そういった穏やかな生活を感じられたのが、キベラスラムにポジティブなイメージを抱いた一因になっているのかもしれません。または、私の中にスラムはこういうものだというステレオタイプや偏見があり、それとのギャップがそうさせたのかもなとも思います。
ただ一方で、貧困による生活環境の悪さは間違いなくあって、自分がここに住みたいかと言われれば、住みたいですとはやっぱりならないわけです。いろいろな組織や地元の人たちの努力もあり少しずつ良い方向へ変化はしているようですが、どうなっていくのが正解でそれに辿り着くにはどうしていったらいいのか、考え出すと途方も無い道のりのようにも感じます。
世界を旅していると貧困の問題って本当にどこにでもあるなという印象を受けます。それを解決するのは色々な問題が絡み本当に大変なことなんだと思います。日本も格差社会が広がっており貧困も増えているように思うのですが、貧困が発生するとそれを解決するのはかなり大変。一番は貧困を生まないようにすることが大事なんだろうと思いました。ちょっと今回の体験とずれてしまいましたが、そんなことを感じました。
目の前に貧困があっても、私自身は今すぐに何かができるわけでもなければ、何か強い志を持って行動できるわけでもありません。The 凡人、一般人です。でも、どうにかして生かしていく必要があるんだろうと思います。キベラスラムの生活を見させてもらい、それを自分の生活や人生と結びつけるのかが肝要なんだろうと思いました。そう考えた時、自分の国の貧困や格差社会と今回の体験とリンクさせて考えてみるのが現実的でいいのかもしれないと感じました。
ということで、そんなことを考えているうちに一つ思ったのは、日本の貧困や今起きている社会問題としての東横キッズなどは、貧困は貧困だけどネガティブな貧困という感じがします。先に書いたようにキベラスラムは貧困であることは間違い無いですが、メンタル的に不調をきたして未来に希望が持てず絶望の中自暴自棄になって生活をしているという感じはしませんでした。みんな自分の生活をこなしていて役割を持って前向きな雰囲気さえあるという感じです。日本の貧困は今述べたようなネガティブな貧困になってしまっている感じがします。カナダもドラッグに溺れてドラッグ×貧困の問題が複雑化しているとこないだ何かで読みましたが、先進国における貧困の方がメンタル不調などを伴うネガティブなものなのかもしれないと思いました。そこには、コミュニティの力や人と人との繋がりの力が失われた貧困という形態があるのかもしれません。
私に何ができるのかは今はまだわかりません。日本に帰った後はたぶん当分は自分の生活で手一杯だと思います。しかし、ゆくゆくは今回の体験を基に日本のネガティブな貧困問題やメンタル不調に対して何か役に立てるように行動を起こせたらなと思った今日この頃でした。

まとめ
はい。ということで、最後の考察でちょっと余計なことまで書いてしまいましたが、ケニアのキベラスラム訪問でした。3時間のツアーでしたが、いろいろ考えさせられたツアーだったなと思います。ケニアは富豪クラスの人も住んでいれば中流階級の人も住んでおり、スラム街のように貧困層まで生活しており、格差社会がぎゅっと詰まった場所のように感じました。あまりまとまりませんが、ひとまずここで終わりにしようと思います。
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それでは、Have a nice trip♪


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