こんにちは、けんたです。今回はブルガリアの首都ソフィアの観光スポットを巡ります。市街地から歩いて行けるアレクサンドル・ネフスキー大聖堂。別日には日帰りツアーも予約し、世界遺産のリラ修道院とボヤナ教会にも行きました。リラ修道院は宿泊も考えたけど、今回はひとまず断念。断念した理由も紹介します。ツアーの予約から行き方、スポットの紹介までお届けしたいと思います。
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まずは歩いていける近場の観光地を紹介
最初にホテルから歩いても行けるくらいの距離の観光スポットを紹介します。ソフィアはトラム(路面電車)が大変発達しているのと、google mapの案内もかなり正確に経路を表示してくれるので、多用しました(トラムの乗り方は一つ前の記事、下の関連記事からどうぞ)。基本的にトラムに乗って、ICカードでタッチ決済するだけなので非常に簡単なのです。
気が向いたら散歩がてら歩いて、疲れてたりめんどくさいなぁ〜と思ったらトラムを使ってと観光しやすい町でした。

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂/Alexander Nevsky Cathedral(map)
まずはこちら、アレクサンドル・ネフスキー大聖堂。ソフィアの一番有名な観光スポットです。

ホテルに到着してその日に来たのですが、思いの外体が疲れておりました。頻繁に公園で休みをとりながらやっとの思いで到着。今思えば、トラムを使えばよかったのにまだ慣れていなかったこともあり歩いてしまったのです。と言いつつも、道中素敵な公園がたくさんあったりして、ソフィアは大変気持ちの良い町です。

話は脱線しますが、大聖堂の程近くにフリーマーケットが。日本のフリーマーケットとはだいぶ違う品物が並んでいて面白かったです。具体的には、オールドカメラや懐中時計、コンパス、そしてミリタリー用品。日本だと多分銃刀法とかで引っかかりそうな、短剣(と言っても結構大きい)などが置いてあって、ちょっとびっくりします。無駄にこういう骨董品に惹かれてしまいます。
脱線しました。では、大聖堂です。こちらの大聖堂は、1882年に造り始められ、なんと完成に30年も時間を要したそうです。目的はロシア・トルコ戦争の際にブルガリア解放のために命を落としたロシア人のために建築されたそうです。確かに立派ではありますが、建設年数30年はちょっとかかりすぎな気がします。何か政治などの問題があったのかもしれません。入場は無料です。

中は陽の光があまり入らないようで思いの外薄暗かったです。しかし、全面にフレスコ画が、それも結構年季の入った絵がびっしりと描かれており荘厳な印象を受けました。薄暗さもあってかなかなか神秘的な印象です。

一通りみましたら、次はウーメンズバザールなる市場に行くことに。ここはトラムを使っての移動しました。
ジェンスキーパサール / ウーメンズマーケット / Women’s Mareket(map)
他にもいくつか見どころがあるようですが、観光地は結構お腹いっぱいな感じがしているので、いいヤァーと思ってしまい、一番目玉のアレクサンドル・ネフスキー大聖堂とここのバザールだけにしてしまいました。ついに観光地に行かなくなり始めている自分がおります(笑 でも、できる限り読者の方に有益な情報を提供できるように頑張る所存です。

ここはその名の通り、女性のためのマーケットということで、食材や日用品などが売られています。ちょっとしたファストフードなども売っていて、穏やかな雰囲気です。市場といってもそれほど大きくないので、活気があるというよりは、穏やかなということばの方がしっくりくる場所でした。

野菜や果物中心にいろいろ売られていますが、いちごが大きくてとても美味しそうでした。なら、いちご買えよっていう感じですが、今まであまり見なかったブルーベリーがあったので、ブルーベリーを買うことに。本当はヨーグルトに入れて食べようと思ったのですが、食べ始めたら止まらなくなり、ホテルに戻る前に食べ切ってしまうという愚行を行いました(笑 ブルーベリーって粒が大きいより小ぶりか程よい大きさの方が美味しいんだということを知りました。
ちょっと面白そうな乳製品屋さんを見つけたので入ってみることに。外観の写真を撮ったと思ったのですが、どうやら撮っていなかったようです。動画の方では撮影しているので、外観も知りたい、街の雰囲気も動画で見てみたい!という方はぜひyoutubeの方もご覧いただけたら嬉しいです。
ただいま動画準備中🙇♂️

ここのお店のお母さん、優しい雰囲気で撮影もしていいよって言ってくれたので、安心して撮影することができました。ありがとうございます!! 私、この旅に出る前の動画でこんなことを言っております。「ブルガリアでヨーグルトを食べたい」と。世界一周の旅に出るときの発言とは思えないふざけた動機です。そして、久しぶりに1話目(9:05)を見てみたらちょー恥ずかしくて死にそうになっております(笑 ご興味ある方はよかったら覗いてください
とはいえ、ついにブルガリアでヨーグルトを食べる時が来ました。この中から、牛のヨーグルトと羊のヨーグルトを2つ買ってみることにしました。このヨーグルトの食レポはグルメ編の方でお届けします。

その他にもチーズなどの乳製品もたくさん。さすが、ブルガリアです!

チーズも試食させてもらいましたが、濃厚でコクがあって美味しい! その中でも癖が強い(癖が強い食べ物好き)、ゴートのチーズを購入しました。そして、ついに見つけた!!

ヨーロッパに入るとペットボトルでワインを購入できると聞いていたのですが、本当にあった!! これもせっかくなので購入しました。本当はタルから注いでもらう感じで購入したかったのですが、残念ながらそのお店は見つからず(先人のブログでは紹介されていたのですが)、今回はこれでひとまずOKとして、この後の楽しみにしておきたいと思います。
郊外のスポットへは日帰りツアーで 使ったアプリは「Get Your Guide!」
お次は郊外のスポットへ。リラ修道院は宿泊することもできるようで、最後の最後まで自力で行って宿泊するか、日帰りツアーにするかめちゃくちゃ悩みましたが、今回は日帰りツアーにすることにしました。理由としては、「直行便のバスが昔はあったのに、今現在はそれがなくなっていること」「バスの乗り継ぎが複雑なこと」「日帰りツアーのコスパが良かったこと」が挙げられます。
今回使ったのはGet Your Guideというアプリ。存在は知っていたのですが、使うのは今回が初めてでした。iphoneの方はここをクリックするとアプリに飛びます。

リラ修道院+ボヤナ教会のツアーで39.07レヴァ(3,207円)でした。コスパ良くないですか?その他にもリラ修道院+洞窟のツアーとかもあって、自分の好みにあわせて選ぶことができます。
リラ修道院+ボヤナ教会日帰りツアー
9:00発ですが、集合は8:30とちょっと早め。アレクサンドル・ネフスキー大聖堂の裏側からツアーバスが出ます。トラムを乗り継いで、無事集合場所に到着。集合時間、集合場所、注意事項が明確に書かれていて、案内も好感が持てました。

時間通りに出発です。しばらく走ります。道中はガイドさんがいろいろアナウンスと説明をしていますが、英語、スペイン語、ブルガリア語の3カ国語で案内をしているので、永遠と話し続けていました。3カ国後話せるのはすごい。

寝ていたりしてよくわからなかったのですが、こちらでお昼を購入するようアナウンスがあったようです(起きててもわからないんだけど)。前の人に倣って並び購入。前に並んでいたインド人の女の子に話しかけたのですが、ちょっとシャイだったみたいで、聞きたいことを聞けずでした(笑 で、その子がお店の人に「いくら?」って聞いていたんですが、お店の人あまり優しくなくて「I dont know.」と肩を上げる。多分、若い子だったし予算の関係であまり高いランチはしたくなかったようです。いくらか聞いていることは通じていますが、値段を教えてくれない。どうやら測るまで料金がわからないようでしたが、「わからない」と言ってさっとどっかいっちゃう、ちょっと冷たい対応。。。みんながみんな冷たいわけではないのはいうまでもないですが、自分もブルガリアに来て最初のトラムに乗るときに地元の人に声をかけたら冷たい対応されたタイミングがあり、「ん?ちょっと冷たい感じ?」と思ったことがありました。ブルガリア人はちょっとシャイな国民性なのかもしれません。にしても、自分たちが売っている商品の値段を言えないというのもなんとも。。。
で、気になるお値段は9.5レヴァ(800円)う〜ん。絶妙に高い(笑
リラ修道院に到着3時間のフリータイム (map)
再度走りまして、リラ修道院に到着です。ソフィアから2時間ちょいくらいだったと思います。

完全なる観光地です。駐車場にはツアーバスが多数停まっており、中も観光客だらけ。でも、修道院は噂に違わぬ美しさです。

このリラの修道院は正式名称を「聖イワン・リルスキー修道院」というらしく、10世紀(927年)ごろに建築されたそうです。イワン・リルスキーさんという人がここで禁欲生活を送り、その後そのお弟子さんたちが修道院を作るに至ったんだとか。1983年に世界遺産に登録されており、今現在も修道士たちがここに住み宗教活動をしているそうです。ただ19世紀に一度火災で消失しているみたいで、今あるのはその後に再建された建物みたいですね。

極彩色のフレスコ画が美しいです。中は撮影禁止なので、写真はありませんが、壁一面にフレスコ画が描かれ、真ん中には金色の丸いやつ(名前がわからない)があったりして素晴らしい修道院です。これは来て良かったと素直に思えます。確かに、観光客がいない静かなこの修道院も見てみたかったなぁ(泊まると見れます)。
修道院の外側には川が流れておりちょっとしたレストランやお土産屋さんがあります。ブルガリアグルメの揚げパン?みたいなのも売っていました。カフェもあるし、なんならお酒も飲めそうです。ツーリングで来ているバイク乗りも多数おり、その手があったかとも思いました(笑
それにしても新緑が美しく、水の流れの音と気持ちが良い場所です。う〜ん。やっぱり宿泊すれば良かったか。。。




新緑で青空で、水の流れを聞きながらのランチタイム。これはめちゃくちゃ気持ちがいい。こころも開放的になります。

ランチタイムを終えて、再度修道院の中へ。修道院での生活品を展示した、ちょっとした博物館があるみたいでせっかくなので入ってみることに(確か4レヴァ320円くらいだったと思います)。

博物館の中は薄暗いですが、井戸の設備や大きな釜、大鍋などをみることができ割と面白かったです。写真では伝わりにくいですが、大釜は本当に大きかった(笑

スプーンも桁違いに大きい。スプーンというのか???

人が持った写真も一枚だけ飾られていましたが、人が持つとその大きさが良くわかります。おじちゃんもなんかいい雰囲気を醸し出しています。
そうこうしているうちに割とあっという間に3時間経過。時間持て余すと聞いていましたが、自分は割とそうでもなかったです。気候が良くてのんびりできたというのもあるかもしれないし、撮影していたからというのもあるかもしれません。
世界遺産ボヤナ教会へ(map)
リラ修道院の後はボヤナ教会へ移動です。ボヤナ教会はソフィア市街にも近くトラムを乗り継いて30分ほどでいけるようなので、場合によってはツアーではなくトラムなどを乗り継いでいくのも良いかもしれません。それならば、日帰りツアーは「リラ修道院+洞窟(聖イワン洞窟)ツアー」にして、ここはトラムを乗り継いでくれば良かったかなと記事を書きながら反省です。

ここで問題発生。なんと現金がないと教会内のチケットが買えないらしい。そして、現金を持っていないという問題が。。。実は、ツアーのバスに乗るときに現金のみだから必要だったらお金おろしてきてと言われたんです。ただ、自分は教会の中に入るのは無料で、別に博物館がありその博物館に入るのは現金のみのチケットが必要だと勘違い。。。と思ったら、博物館なんかなくて、教会に入るチケットだけだったっぽいです。。。
まぁ、いいやと思って、外周だけ見ようと思ってみてみたんですが、なんとも味気ない。だめだ、これはやっぱり中に入りたい。ネットを見ても中のフレスコ画が貴重だという内容ばかり。見れば見るほど入りたくなります。。。
ということで、ガイドさんに相談したら「自分でチケット販売のところに行って交渉して」と言われ、チケットの売店へ。おばちゃんに声をかけたら「今日はもう人が多すぎるからチケットは売れない。外周だけ楽しんで」と言われて売ってくれません。一度諦めて離れたんだけど、諦めきれない。そこで、google翻訳を使いブルガリア語に翻訳。ツアーで来ていること、ガイドに自分で買ってこいと言われたこと、みんな入るから一緒に入りたいことを伝えたら、「OK」と売ってくれました。そして、カード使えました(笑
結論、チケット販売はカード使用可能。ですが、ツアーで行く時は現金で持っていた方がガイドさんが一緒に買ってくれるのでベスト。という感じです。

いざ、中へ。一度に入れる人数に制限があるので結構な時間待たされました。といっても、自分はみんなが待たされていたおかげで中に入ることができたのですが。

中に入ると荷物を全て置くように指示され、写真撮影などは完全に禁止。結構厳しいです。フレスコ画は1259年に描かれたものということで、歴史的価値が高いということ、そして当時としては先駆的な写実的表現と感情表現が素晴らしくそれが評価されて世界遺産になったのだとか。
だがしかし、万年美術2だった私にはその表現の違いがわからない。。。いや、確かになんかすごいし、見ていて楽しいというか、ほぉ〜という感じはなるんだけど、この絵のどこら辺が他のフレスコ画と違って、表情に感情が溢れているのかというと、よくわかない(笑 という、残念な結果に(笑
もはや、見ることができた、中に入れたという満足感だけ残りました(笑 これ中は入れなかったら結構あと引いていた気がします(笑
まとめ
ソフィアの観光スポットを周りました。他にもいくつか見どころがあるようですが、自分はこのくらいがちょうど良かったかなと割と満足しています。リラ修道院は自分のフィーリングではすごくあっている感じがして好きでした。日帰りでも後悔はしていませんが、宿泊は宿泊で多分満足感高かっただろうなとも思いました。
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