【北マケドニア】首都スコピエからアルバニア、ティラナへの行き方 バスでの移動方法について解説

　こんにちは、けんたびのけんたです。今回は北マケドニアの首都スコピエからアルバニアの首都ティラナまでの行き方について解説します。ブルガリアのソフィアからスコピエのチケット確保とは異なり、Flix Busのアプリ上でチケットを手配することができたので楽でした。ただ、ちょっとした問題点も。それは記事の中で解説します。それでは、どうぞ!

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スコピエからティラナ行きのバスチケットはFlix Busで簡単に予約可能!!

　スコピエからティラナ行きのバスチケットはアプリで簡単に取ることができました! その名もFlix Bus(iPhoneの方はここをクリック)。西側から周ってくる人からするとマストアプリのようですが、東から周っている自分はここで初めて出会いました! 使ってみた感想は、すごい簡単に予約ができ、かつシステムも安定していてすごく良い感じでした。

　出発地と到着地を入力するだけで、チケットが一覧で表示されます。自分の希望のチケットをクリックして案内に従い登録すれば簡単にチケットをゲットできます。ブルガリアのソフィアでは窓口に行かないといけなかったので、アプリで取得できるのはとてもありがたいですね。

　バスに乗る時に、送られてきたQRコードのチケットを見せればバスに乗ることができます。なお、QRコードは読み取られることはありませんでした(笑

出発はスコピエセントラルバスステーション　注意点はローカルバス!

　アルバニア、ティラナ行きのバスはブルガリアのソフィアからスコピエに到着したバスターミナルと同じです。スコピエセントラルバスステーションの地図を一応入れておきます。

　注意点としては、ローカルバスです。自分はこのバスターミナルから離れたホテル(Historia Hostel/ホテルについては下の記事をご参照ください)に泊まっていたのでローカルバスで移動する必要がありました。

　いつもよりもギリギリに出てしまったのですが、一応徒歩でも間に合う時間に出たのが正解でした。そう。ローカルバスが全然来ない。いや、バスはけっこう来るのですがgoogle mapの経路検索で出るバスが一向に来ないのです。他のバスでも行けそうな雰囲気はあったのですが、もし万が一にも違う方面に行ってしまったら間に合わなくなってしまう。。。ということで、朝からがっつり運動。重いザックを背負い、早歩きでバスターミナルまで向かいました。

　ローカルバスの時間は当てにならないのでご紹介したホテル(ホテルはとてもよかった)に泊まられる方は早めに宿を出ることをお勧めします。

スコピエセントラルバスステーション/Skopje Central Bus Stationから乗車

　というハプニングを挟んで、なんとか5分前くらいに到着。マジで焦りました。で、ここでもちょっとした問題が(これはなんとなく知ってたんだけど)。バスターミナルの中に入ろうとすると止められます。というのも、バスターミナルの中に入るのに料金を支払わないといけないのです。門番のお兄さんにチケット見せたら「４番窓口に行ってこい」と言われ４番窓口に。そこで入場料50mkd(130円)を支払いいざ乗車です。なお、クレジットカードも使えるようですが、今回は現金で支払いました。

　ちょっとした売店もあるので、スナックや水を購入することができます。自分もギリギリに到着したのですが、バスの運ちゃんに「水だけ買ってきていい?」って聞いたら「2分で行ってこい」と言われ慌てて行きました(笑
　なお、待合にはカジノもあるので早く到着して暇を持て余したらカジノ行ってみてください。そして、行ったらコメントで感想教えてください(笑

　ミニバンタイプのバスでした。人数制限も守ってるし、空調も強すぎずで割と快適でした。

到着時間はかなり遅れる。。。道中の景色は緑が多くて気持ち良い田舎風景

　上のチケットを見てもらうと9:00→14:20になっていますが、とんでもなく遅れました。遅れた理由はよくわかりません(笑　渋滞もしていなかったし、イミグレのせいかな？

　順調に走り13:30に国境に到着。余談ですが国境はオフリドの近くでした。オフリド今回見送ってしまったのですが、通り道だったらオフリド寄ってもよかったかなと後悔しました。

　で、順調に走っていたと思うんですが、国境到着が13:30。国境からスコピエまでも結構距離があるのでこの時点でもはや定刻には間に合わない？っていうことは、そもそもこのスケジュールって全く間に合わないスケジュールなのか？と振り返ると思います。定刻通り到着したという方、やっぱり遅れたぞ!という方コメントいただけると嬉しいです。つまり、この路線使った方どうだったか教えてください!笑

　イミグレはパスポートを預ける式でした。これは楽ちんだと思ったら、その後下されてセキュリティチェックがありましたが。が、このセキュリティチェックが本当に必要なんか!?というくらいお粗末。デイバックもバックパックも確認させろと言われたのですが、バックを開いて手を突っ込まれモゾモゾと確認。バックパックなんて外から触って確認。そんなん、中に何が入っているかわかりっこないやろ! と突っ込まざるを得ません。ちなみにX線の設備もないようです(笑

　で、こんなアナログのセキュリティチェックを全員にするもんで大変時間がかかるのです。ほとんどバスに乗っているので別に大変じゃないし、疲れもしないんですがこのイミグレを超えるのに1時間30分かかりました!

　そして、出国でパスポート預けましたがスタンプはなくて残念(いつもどんなスタンプか楽しみにしている)。で、なんと出国検査だけで入国審査なし! これは今までのイミグレで初めてでした! どうなってるんだアルバニア🇦🇱!!

　で、2回ほど休憩を挟みました。クレジットが使える場所とキャッシュオンリーの場所がありました。まだアルバニアの通貨(レク)を持っていない状態なのでキャッシュオンリーは残念な感じ。アルバニアは現金のみというところが多いので通貨は多めに引き出しておいても良いかもしれません。

　そうこうして、ティラナに到着したのは17:15ごろ。約3時間遅れです。って流石に遅れすぎじゃないか?笑

　不思議なのはイミグレで１時間半ほどのロスはわかりますが、そのほかは至って順調なドライブ。やっぱり、元々の時間設定がおかしいんじゃないかと思わざるを得ません(笑

ティラナ到着はEast Bus Terminal(Terminali Lindor I Autobusave)/Tirana East Gate(TEG)

　ティラナ到着はこちらのバスターミナルです。

　ここからの情報が少なかったので、ちょっと丁寧に解説します。こちらのイーストバスターミナルは、びっくりするほど快適なバスターミナルです。ショッピングモールになっておりスーパーもあれば、カフェ、コンビニ全部揃っております(笑　調べてみたところ、2024年1月に運用が開始されたようです。国際バスも多数運用しているみたいですね!

　実はバスの中で日本人の大学生、ミズキくんと出逢いまして、本当はティラナの街中でご飯でもしようかと話していたんですが、到着が遅くなってしまったこと、ミズキくんはこの近くにホテルをとっていたということで、ここで夕食にすることに。

　色々あるカフェの中から、安そうなお店をちょいす。ビールとピザを注文。ミズキくんはラージサイズ、自分はスモールサイズ。とんでもない大きさのピザが来てますが、全部綺麗に平らげました(笑
　ビールとピザで650レク。日本円で1100円しないくらい! アルバニア物価安いです!! そして、なんとイタリアが近いことからイタリアンの影響を受けているらしく、ここのピザの味がめちゃくちゃいい!!久しぶりに美味しいピザを食べた!という感じで大満足でした。

　ビールとピザをいただいたらミズキくんとはお別れ、市街地にあるホテルに向かいます。ミズキくんは2週間ほどで東ヨーロッパを周遊するそうで、お気をつけて! ミズキくんの旅に情報について知りたい方はこちらからインスタを覗いてみてください

この度の様子はyoutubeでも配信しています。もしよかったら覗いてみてください!

ただいま準備中です🙇‍♂️

East Bus Terminalから市街地へ ローカルバスはクセが強め

　アルバニアについて調べていて出てくる情報の中に「ローカルバスが難しい」というものがありました。まさにこれの洗礼を受けたのがこのタイミング。ただ先にお伝えしておくと、この最初だけちょこっと穴ボコにハマった感じで、それ以外は戸惑うことなくバスを使えました。2025年5月現在google mapの経路検索が割と正確に出るようになっておりわかりやすくなっているようです。数年前まで全く表示されなかったみたいなので

　で、このイーストバスターミナルから市街地に行かないといけないわけですが、ローカルバスは目の前に停まっています。ただ、表示が全くない。故に、地元の人に聞いて確認しました。だけどもだっけども!です。このバスで行くよと言われバスに乗ったのです。そして、みんなバスに乗っているのです。ただ、バスの運転手だけが来ない。バスのエンジンはかかることなく沈黙。でも、周りの人たちは一向に気にすることなく乗っている。地元の人に聞いてみたら「バスのドライバーがコーヒーでも飲んでるんじゃないかな?」ってマジか(笑　みんな文句も言わずにひたすら待っているんですよ!　いやーこれはびっくりしました。いや、確かにいろんな国を旅してきて待たされることもあったけど、なんていうんだろう。カオスな国で待たされるのとはなんか感覚が違う。なんかマジかーって感じなんですよね。世界は面白いですね。

　そして、あろうことか30分から40分待たされた挙句、1人スタッフが乗ってきたかと思ったら、何かアナウンスしている。そして、みんな一斉に降り始める(笑　そう。30~40分待たされて、このバス出発しないんだって(笑　みんな文句も言わずに従います。そして、後ろのバスに乗り込む。後ろのバスに乗って10分ほどしたらやっと無事バスが出発しました。バスに乗って60分ちょっと。随分と長い待機時間でした。

ローカルバスの運賃の払い方

　アルバニアのローカルバスの運賃の払い方はかなりアナログです。バスに乗ってしばらくすると係員が1人ずつ料金を回収しに来る感じ。これは東南アジアとか南アジアではメジャーな方法だけど、ヨーロッパでこの方式は初めてでした。

　料金は安くて40レク(65円くらい)。一律料金で、市内のバスも全てこの方式です。ただ、高額紙幣だけ持っているとお釣りに困ることがあるので、乗る前に崩しておく必要があります。お気をつけください。

　そして、こんなチケットを渡されるのですが、これは降りるまで捨てないようにして下さい。長時間乗っていると、途中で再度確認が入りチケットを見せるように要求されることがあります。ないとまた40レクを払うことになるんだと思います(まぁ安いからいいんだけど)。

　そして、このローカルバスが市街地までは連れて行ってくれたのですが、変なところで降ろされてしまい乗り継ぎが必要でした。乗り継ぎはgoogle map がしっかり機能してくれたので問題なく乗り継ぐことができたので、まぁよしとしましょう。

　ティラナに最初に降り立った感想は、「結構整っていて、綺麗。そして、思った以上に発展してる」でした。最初の感触はいい感覚です。

安宿はCilli Hostel / チリホステル(map)

　少しだけ中心地から離れていますが、歩いてもいける距離。料金は705all(1,200円くらい)とこの辺では最安値のドミトリーホテルです。レストランが併設されており、お酒を飲んだり食事をすることもできます。朝食も有料ですが提供してくれて助かります。

　スタッフさんの雰囲気もフレンドリーでいい感じ。ドミトリーも結構綺麗で、カーテンもあり個人的には気に入りました。

　ちょっと残念なポイントとしては、ベッドにいるとwifiが不安定になること、コンセントが少ないこと(ベッドについてなかった)、洗濯ができないこと、キッチンがないことです。なので、長期間泊まるには向いていないと思います。ですが、2泊くらいであれば非常に快適なホステルだと思います。ちなみに、今回は特に買い物はしませんでしたが、ホテルの目の前にちょっとした売店があるのもGoodでした。

　Wi-Fiはベッドで計測したものです。この時はすごく遅かったけど、安定している時はもうちょいいい感じでした。あと、レストラン側で使う分位はもっと良かったと思います。念の為。

おまけアルバニアのSIMカードについて

　簡単におまけ記事。アルバニアのSIMカードについてです。今現在は主に2社、ボーダフォンとONEという会社がSIMカードを販売しています。調べた他ところ、ボーダフォンが国内シェア1位で郊外でも安定して繋がりやすいようです。一方、ONEは国内シェア2位。こちらは首都や都市ではボーダフォンより通信速度が速いそうです。なので、都市だけという方はONEが、郊外にも行くよという方はボーダフォンがおすすめです。今回は郊外にも行く予定があったので、ボーダフォンにしました。

　料金はツーリストパックなるもので、30G/21日 で2600レク(4300円)でした。ちょっと高めです。旅行者はツーリストパックしか販売してもらえないようでした。

まとめ

　今回はスコピエからティラナまでの移動について解説しました。予定より随分時間がかかってしまいましたが、情報が少ない中、思っていたよりは快適に移動することができたかな？と思います。一昔前のブログを読むとイーストバスターミナルがまだ整備されておらず歩いて市街地まで行ったという話もありましたし、google mapが機能せず乗り換えがわからんという嘆きも見ました(笑　それはそれで旅感があっていいなぁと思いますが、日進月歩でインターネットがそれを奪っていくんだなぁと。。。う〜ん。どっちがいいかはわかりませんが、まぁ快適に移動できるならそっちを選択しない選択はないということで、ネットをフル活用で楽させてもらいました(笑

　この記事が誰かの役に立ったら幸いです。それでは、Have a nice day!

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