こんにちは、けんたです。今回はオモドスの滞在記です。キプロスはワインの歴史が古く、なんと5000年も前からワインが作られていたとか。このオモドスの町はワインと共に発展してきた町。家族経営の小さなワイナリーがたくさんあるようです!ということで、キプロスの歴史とオモドスの町への理解を深めるべく、勉強のために致し方なくワインを飲みにワイナリーまで行きます(笑)。その他、町の様子もお伝えしていきます。では、どうぞー
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キプロスワインについて簡単に紹介
一個前の記事でも簡単に触れましたが、キプロスはワインの産地として古い歴史があるということです。そして、ここオモドスは中世以降有数のワイン作りの村として発展してきました。村には家族経営の小さいワイナリーがたくさんあり、古い石造りワインプレスなども残っています。町を歩く中でもワインの歴史に触れることができる町です。

とくにコマンダリア(Commandaria)という品種銘柄(品種だと思っていたら、品種ではなく銘柄ということでした)は、キプロスでのみ生産されている伝統的なワインということで、生産量も少なくそのほとんどが国内で消費されるようで、日本ではまず見かけることがないワインです。コマンダリアは甘口のデザートワイン。収穫後天日干しをしてから醸造するために通常のワインのように大量生産ができない他、伝統的な製法で作るため、大規模な工業生産に向かないという特徴があります!! ということで、ほぼ幻のワインと言っても良いでしょう! それをこれから飲みに行きます。
Ktima Gerolemo / クティマ・ゲロレモ (map)
今回はこちらのワイナリーにしました。もう一つ射程圏内にワイナリーがありましたが、なんとなく直感でこっちに行くことに。泊まっていた街のホテルから2kmだったので徒歩で向かいます。余裕かなと思ったのですが、行きはずっと上り坂、そして日差しを遮るものがなかったので思いの外大変でした。帰りは歩きでも割とあっという間な印象でした。

クティマとはワイナリーという意味らしく、ゲロレモは人の名前らしいです。日本語だとちょっとイマイチな音になってしまいますね… ということは置いておいて、いざワイナリーへ入ります。

ワイナリーっていいですよね。日当たりが良くて、庭などもしっかり手入れされていて雰囲気がとても好きです。中に入ると小さい販売所兼、テイスティングスペースがあります。中にスタッフの女性が2名ほどいたのですが、あまりやる気はなさそうな雰囲気(笑 自分が英語できないのが悪いのですが、ちょっと冷めた対応されてしまいました。
ま、ひとまずテイスティングしたいことをお伝え。ここでは5種類テイスティングをさせてくれるようでした。

全部は紹介できないので、目玉のコマンダリアのワインを紹介。それがこちらです。今まで飲んできたデザートワインは当然ながら甘味が強くとろっとした食感のものでしたが、こちらのコマンダリアのワインは甘いは甘いのですが日本で口にするデザートワインより甘さが控えめ。それに飲み終わった後、クドクドと口に甘さが残らずさらっと抜けていく感じがして大変美味しいデザートワインでした。デザートワインが好きな女性は持ちろん、男性にもおすすめできるワインだと個人的に思いました。

デザートワインだけではなく、他にも赤や白、ロゼワインも飲ませていただきましたが、やっぱりここはコマンダリアのデザートワインが一番印象に残りました。
テイスティングは無料ですが、何も買わないのもあれかなと思い。品物を物色します。


一人では飲みきれないので、一番小さいボトルを購入。お値段9ユーロ(約1500円)。

こちらが買ったワイン。だとおもったら、まさかのブランデーでした(笑 てっきりデザートワインだと思って、食後に開けたらブランデーでびっくりさせられます(笑 でも、普通に美味しいブランデーでした。


ワイナリーの様子や町の散策などは動画でも紹介していますので、味や雰囲気などもう少し知りたいという方はぜひ動画もご覧ください
ただいま準備中です
ということで、いい気分になりワイナリーは後にします。
街中を歩く
町に戻って散策です。町自体はそれほど広くないので、半日もあれば周れてしまうと思います。ちなみに、駐車場もあるので、車で来ることも可能です。というか、車で来る方が楽だし何かと便利だと思います。

町はかなりのんびりとした平和な空気が流れています。時折、教会から鐘の音が町に響き渡り、のどかな田舎の空気感がとても心地よい町です。町の中には古いワインプレス機などもあり、ワインの歴史を感じることができます。


こちらが、石造りのプレス機、想像していた以上に大掛かりでびっくり。こんなにでかいの!?っと思わず突っ込んでしまいました。

ワイン目当てに観光客も来るためだと思いますが、小さな町のわりにお土産屋さんも多数あります。その他にもカフェやレストラン、パン屋さんなどもあって歩いているだけで楽しめます。そうそう、ワインショップもありました!

ワイナリーでたくさん飲んだので、さすがにここでは控えました。でも、ちょっと飲んでみたかったですね。グラスで注文することができるようです。

お昼ご飯は雰囲気のいいレストランへ Makrinari Tavern / マクリナリ・タヴァーン(map)

お昼ご飯はレストランで伝統料理を食べることに。本当はメゼという前菜の盛り合わせを食べたかったんですが、30ユーロというとんでもない金額。そして、多分一人分の量じゃないなと思い断念しました。それで、代わりに注文したのがこちらのムサカ(Mousaka)という料理、と白ワイン

ムサカはギリシャの方の伝統料理です。見るからに美味しそう。ラザニアのパスタをナスに変えたナスが主役の料理です。ホワイトソースにひき肉も入っていてとても美味しい。そして、白ワインは気候に合わせているのかもしれませんが、みずみずしくてサラッとしているワインなので、この初夏の陽気にグビグビ行きたくなる白ワインです。ホワイトソースにももちろん相性がよく、この二つはマリージュでした。
ただね〜、この二つと水で24ユーロ。3800円もするのです。高すぎる。。。
ちょっとした軽食ならパン屋さんも George’s Bakery & Cafe (map)
街中にはカフェもあるけど、焼きたてのパンを販売しているパン屋さんもあります。小腹が空いた時や朝ご飯にも良いかもしれません!

お店に入ると焼きたてのパンのいい香りがお店中に広がっています。パンの他にもクッキーやケーキ、伝統的なお菓子なんかも販売されているのと、2階には蜂蜜やピスタチオのワインなどお土産も売っています。



今回はオモドスの町について紹介しました。町の雰囲気もよく、ワイナリーもお手軽に見学できて、ご飯は美味しい。散策しているとワインの歴史を感じられる良い町でした!! 季節も良かったかなと思いますが、爽やかで気持ちが良い滞在でした。
次回は、オモドスの町を後に、パフォスという街へ移動します!!本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。ランキングポチッと応援お願いします。
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