こんにちは!けんたです。今回はヨルダンの首都アンマンの街を巡ります!! 北部のちょっと離れたところには今回行けなかったので、本当に市街地の中心をひょろっと周りました! ラマダン中でもお酒を提供してくれるお店を見つけたので紹介します。
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腰が重いアンマンの街
今回の滞在は随分と腰が重かった。名所はホテルからも見える距離にあるのになかなか足が向かず、重い腰を上げてよっこらしょとやっとの思いで街に繰り出す感じです(笑 基本的に私、腰が重い方なんですが、こんなにも腰が重いのはさすがに久しぶり。それもこれもアンマンの特徴がそうさせたんだと思う。

というのも、自分が滞在した2025年3月。めちゃくちゃ寒い。中東は暑いイメージがあるから寒いと心理的に余計寒く感じるのです。寒い地域にいると、心の準備をしていくし、暖房がしっかりしているからそれほどでもないんだけど、暑い地域の寒いは本当に堪える。そしてもう一つが地形。アンマンはすり鉢状になっている盆地。なので、平地がないのです。少しの移動で必ず坂。それも結構急勾配な!! 下ったらら必ず上り(←当たり前)が。それがちとだるいなぁ〜と思い腰が重くなってしまったのです。。。ということで、十分北部にも向かえる時間があったのに、本当にちょこっと半日程度の街巡りでした(笑
ローマ劇場 / المدرج الروماني (クリックでg-map)
毎日ホテルから眺めていたローマ劇場。古代ローマ時代に作られた劇場とのこと。緑先距離は本当に近いのに、坂が急だったり、急な坂があるということは道がうねうねとやたら距離を感じるのです。

まぁ、といっても心理的な重さが強くって物理的にはあっという間の大したことない距離ですということで、すぐに到着
入場にはチケットが必要だけど、ヨルダンパスを持っているためチケットカウンターに行くこともなくスムーズに入場。入り口にスタッフが立っていたのでスマホで見せたんだけど、ちょろっと一瞥しただけで「OK!」って、ちゃんと見てなよね(笑 入ってすぐのところに迷彩服きた警備員が。迷彩服きて立ってるとそれだけで緊張する。けど、目が合うと「Welcome!」と言ってくれてちょっとホッとしたのです。

円形状の劇場。ほんとに古代ローマといえばこの建造物だよね!!というTheがつくほどイメージ通りの劇場!! すごいなぁ。こんなにも元の形を残したまま何世紀もここにあるんだもんなぁと考えると感慨深い。
劇場自体はそんなに広くなく、広い観光地が嫌いな私にはちょうど良い規模でした!!

階段は結構な急勾配で、登ってみるとあっという間に景色は高台! なかなか面白い。一方で、登った後降りるのは足を滑らせそうで結構怖い! 滑らないようにご注意下さい。
ローマ劇場にくっついている博物館
劇場の中には4ルームくらいの小さい博物館も併設されています。ちょうど良い規模(笑
民族衣装や装飾品、調理道具などが飾られていて、軽く見れるわりに結構良かったです。

値札?がついていたり、なんでこんな怖いん?というマネキンもありましたが、そこらへんも併せて楽しめます(笑



Amman Citadel / アンマンシダテル (クリックでg-map)
劇場から1kmもないのにいざ行くとなると結構きついアンマンシダテル。理由はそう。急勾配な坂です! 劇場が市街地の一番下にあるのに対して、アンマンシダテルは街の一番上標高830mの位置にあるのです。

行ってみて思ったのは、アンマンシダテル行ってからのローマ劇場の流れの方がいいということ。繁華街も街の下に位置するので、アンマンシダテル→ローマ劇場→市街地散策の流れの方がスマートでしたね。といっても仕方ないので急勾配な坂を登っていきます!!
・ローマ劇場からアンマンシダテルは上り坂!
・先にアンマンシダテル行ってからのローマ劇場がいいかも
入場はヨルダンパス、景色はとても良い
ここでも活躍ヨルダンパス!! こちらはQRコードを読み取り入場です。入場するとすぐ目の前にはさっき見たローマ劇場とアンマンの街が! やっぱり830mの高台にあるというだけあって、眺めはgood!!すり鉢状構造の街を一望できました。これは少しテンション上がった!

そして、遺跡もしっかり残っていて、古代の空気を感じることができます。現代でも首都として使われているアンマンのど真ん中にこんなに古代の遺跡があるというのがすごい!! 現代の建築物と古代の建築物の対比を見ることができる場所です。

アンマンシダテルにくっついている博物館
園内にまたしても博物館が。ここの遺跡で見つかった出土品を展示しているみたいだけど、化石から、土器、石器、碑文など貴重なものが展示されていて結構面白い。遺跡内にある博物館なので、よりリアルに古代の生活を感じることができました。



郵便局だったカフェ「ザ・デュークス・ディワン」/ The Duke’s Diwan (クリックでg-map)
さて、アンマンシダテルを見終わった後は休憩がてら元郵便局だったというカフェに。

アンティークな雰囲気がただよう入り口。薄暗い階段を登るとあります。半分は無料の博物館ということで、カフェは本格的なカフェというよりはちょっとお茶していきませんか?的なものでした(笑 普通のちゃんとしたカフェをイメージしていた自分はちょっと物足りない感じだったかな?

アラビックコーヒー2.5jodを注文。水も付いてきました(写真撮り忘れてしまいました)。
アラビックコーヒーは日本ではまず出会えない味。香りを嗅ぐと濃いめのコーヒーの香りとスパイスのなんとも言えない香りが漂います。カルダモンか何かだと思うけど、コーヒーの香りと混ざって不思議な香りになるんだよね。

一口飲むと、粉っぽさとスパイスの香りが。これがアラビックコーヒー。良くも悪くもワイルドで古めかしい味です。慣れないとちょっと飲みにくさを感じる。数分置いておくと舞っていたコーヒーがカップのそこに沈殿して少し粉っぽさが減って、飲みやすくなります。アンティークな雰囲気の元郵便局の中で伝統的なアラビックコーヒーをいただくのは思い出としてはいいかもしれないです☕️
Habibah Sweets Downtown / ハビーバスイーツ (クリックでg-map)
美味しいデザートがあるということで、こちらのお店に。時刻は17時ちょっと前。ラマダンでまだみんなは食べていないようだけど、観光客には提供してくれました。

右から、ゲタイフ、アサーブェジョイズ、ナンムーラというお菓子らしい。

意外と甘さ控えめで中には胡桃などが入っていたりして美味しい。食感もパイ生地はしっかりとパリッとなっていて、もっちりしているものはもっちり、とろっとしているものはとろっとしていてなかなか美味しかったです。ちょっと多いかなと思ったけど、甘さ控えめだったら、ペロっと食べられてしまいました。。。太ってしまう😱
晩御飯はここ “マンサフ・アル・バラド レストラン” / مطعم منسف البلد (クリックでg-map)

街のマンサフ屋さんという意味らしいこちらのレストラン。テギョンとブレンデンと私の3人で、マンサフをいただくことに。マンサフは、ヨルダンを代表する伝統料理のひとつで、ライスの上に柔らかく煮込まれた羊肉を乗せ、ジャミードという乾燥させたヨーグルトを使ったソースをたっぷりかけて食べる料理です!!

これがまたとんでもない量で、男3人でも食べきれないサイズなのよ!! あまったマンサフもったいないなーと思い「みんな持って帰る?」って聞いたら、2人とも明日は朝早くから移動したり出かけたりする予定があるということで、いらないと。。。んじゃ〜、何も用事のない私がありがたくいただきましょーということで、一人持ち帰り。三人で食べた後なのに、パックの重量がやばい(笑 次の日ひとりでアレンジしながら美味しくいただきました(笑
で、このマンサフがすこぶる美味しい。羊肉はもちろん柔らかくて美味しいんだけど、何よりソース!! 一度乾燥させたヨーグルトは味が凝縮されていてものすごい濃厚でコクがある!! 臭みはそれほどないけど、柔らかくトゲのない酸味にマイルドな口当たりでめっちゃ美味しいです!!
SEKRAB Bar / セクラブバー (クリックでg-map)
韓国人のテギョンとカナダ人のブレンデンと晩御飯を食べた後に、一杯飲もうかということで来たBar。ラマダン期間中でも関係なくお酒を出してくれる好きお店!! オーナーさんもすごくフレンドリーでいい雰囲気です。

彼らはペトラビールを自分は赤ワインを。どれも同じ料金で6.804jod(約1,400円)ちょっと高めですね。赤ワインはヨルダン産ということだったけど、ちょっと舌に刺さる感じの刺激、香りもあまりなくクオリティはちょっとイマイチだったかな?まぁ、お酒が飲めただけよしとします。

アラックというヨルダン産のお酒にすれば良かったとちょっと後悔。注文の時名前が出て来ず、ひとまずワインにしたけど、後で確認したらちゃんと置いてあった。次回こそは!
ということで、アンマン市内編でした。出不精な私は腰が重かったですが、周ればそれは普通に面白い街です!!早くラマダンおわらないかなぁ〜。。。
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